林ゆめ 2018年12月6日号

警察官を装って“強姦捜査”犯人がスピード逮捕されたその理由(2)

掲載日時 2016年01月24日 23時00分 [官能] / 掲載号 2016年1月28日号

 伊東は20歳の妻と1歳半の息子と暮らしていたが、「3回遅刻した」という理由で職場をクビになり、最後の給料をパチンコで増やそうとしたが、それも失敗。無職になったことでサラ金からは借りられず、市から生活保護を受けようとしたものの「基準を満たしていない」と断られた。若い伊東は「失業保険を申請する」ということについて、その知識すらなかった。
 ようやく就職活動を始めたが、思うようにはならない。そのつなぎのための短期バイトですら、なかなか見つからなかった。
 「アンタ、子供のオムツやミルクも買えないじゃない。どうするのよ!」
 妻は金切り声を上げ、犯行前は朝晩ともうどんくらいしか食べるものがない状態だった。伊東は「もう泥棒でもするしかない」と思い詰めた。

 伊東は少年時代に窃盗グループに入っていたことがあった。その手口はカッターナイフで窓ガラスのゴムパッキンを切り取り、テコの原理を利用してガラスを外すというものだ。
 伊東は妻には「仕事に行ってくる」と言って、朝から空き巣を始めるようになった。通勤や通学の時間が終わる朝8時40分過ぎごろが狙い目だった。「その時間に電気がついていない家はまず不在」というわけだ。ベランダが木で隠れているようなマンションは、外から犯行が見えないので格好のターゲットになった。
 その条件にピッタリだったのが、問題の被害者である本郷麗香さん(20)である。麗香さんは一人暮らしの女子大生だった。

 事件当日、麗香さんは換気のためにベランダのドアを開けていた。そこへ手袋をはめ、黒い目出し帽をかぶった迷彩服の男が、カッターナイフを手に侵入してきたのだ。
 「動いたら殺すぞ!」
 男は麗香さんをうつ伏せにして背中を押さえつけ、ベッドの上に置いてあったマフラーで目隠しした。手を腰に持っていかれ、ロープで手首を縛られた。その際にカッターナイフの刃が当たって、麗香さんは手に全治1週間のケガをした。

 男は部屋を物色し、「金はどこにある?」と聞いてきた。「玄関に置いてあるハンドバッグの中です」と答えると、男はその中から千円札を全部抜き取った。
 「警察に通報されると困るから、服を全部脱げ!」
 「嫌です」
 「裸の写真を撮らないと帰れないんだ。オレも上から言われてるから」
 それを聞いて、麗香さんは複数犯だと思い込んだ。
 「警察に通報したら、仲間がお前を殺すからな」
 「絶対に通報しません」
 「お前、処女か?」
 「はい」
 「フェラするのとヤラれるのと、どっちがいい?」
 「…」
 「黙っていると無理やり最後までするぞ!」
 「それをしたら…、帰ってくれますか?」
 「帰ってやる。それじゃ床に座れ」

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書


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