葉加瀬マイ 2018年11月29日号

話題の1冊 著者インタビュー 鶴見辰吾 『51歳の初マラソンを3時間9分で走った ボクの練習法』 SB新書 800円(本体価格)

掲載日時 2016年12月25日 18時00分 [エンタメ] / 掲載号 2016年12月29日号

 ――初マラソンで3時間9分は驚異的な数字ですね。これからマラソンを始めてみようという初心者にも可能でしょうか?

 鶴見 51歳の私ができたんですから、不可能ではないと思います。私の場合は10年続けてきた自転車で心肺機能がある程度強くなっていたのがよかったんでしょうね。無理をしないで最初はウオーキングから始めてみるのもいいかもしれません。オススメなのは自転車から始めることです。僕が自転車に目覚めたのは40歳になる直前でした。最初は近所を散策する程度でしたが、徐々に長距離を走るようになると体脂肪がみるみる落ちたんです。メタボ改善を目的にしている人ならまさに効果てきめんです。「ロードバイク↑マラソン」は一見、遠回りのようですが、初心者がマラソンを始める際に、実は近道になると思います。

 ――トレーニングにスマホアプリを活用していますが、どのような利点がありますか?

 鶴見 今のランニングアプリは本当によく出来ていて、しかも無料で利用できるんです。僕が使っているのは『Nike+Running』というアプリです。専属のコーチのようにトレーニングメニューを考えてくれるし、登録した仲間と月間走行距離を競い合うこともできます。そして何より、毎日の走行データ、距離、平均スピード、消費カロリーなどを記録してくれるので、自分の走力の進歩がよく分かって、走るのが楽しくなります。いわば僕のマラソンの師匠と言ってもいいでしょう。僕はこのアプリのことを「ナイキ先生」って呼んでいます(笑)。

 ――中高年になってから走り始める人も多いと思います。その魅力と注意点を教えてください。

 鶴見 ランニングはスポーツの中でも最も手軽に始められて、人間の太古の時代から生まれながらに持つ素晴らしい能力です。最初はつらいと感じることもあるとは思いますが、2カ月続けられれば、体の変化がハッキリと感じられると思います。余計なぜい肉は落ちて、頭もスッキリしてきますよ。気を付けたいことは、始める際に『新しいランニングシューズを履く』ことです。数年前に買った物があったとしても、それはソールが劣化しているので逆に脚を痛める恐れがあります。迷わずに処分してください。それから『水分をしっかり摂る』こと。そしてどこかに痛みを感じたらすぐに止めて『痛みの原因を調べ、治す』ことです。読者の皆さんも自分の目標タイムを目指して、マラソンを始めてみてはいかがでしょうか。
(聞き手/程原ケン)

鶴見辰吾(つるみ しんご)
1964年、東京生まれ。成蹊大学法学部政治学科卒。TBSドラマ『3年B組金八先生』('79年)、『高校聖夫婦』('83年)などが話題に。ロードバイク好き芸能人として、2007年には2代目自転車名人に選出される。

関連タグ:著者インタビュー


エンタメ新着記事

» もっと見る

話題の1冊 著者インタビュー 鶴見辰吾 『51歳の初マラソンを3時間9分で走った ボクの練習法』 SB新書 800円(本体価格)

Close

WJガールオーディション

▲ PAGE TOP