祥子 2019年5月30日号

日本が射程圏内に入った北朝鮮の小型核弾頭

掲載日時 2011年07月03日 11時00分 [社会] / 掲載号 2011年7月7日号

 北朝鮮は来る2012年に「強盛大国の大門を開く」と、大風呂敷を広げていた。
 「北朝鮮の核開発は“だるまさん転んだ”のようなもので、米国が共和党政権の時はパッタリ動きを止めるが、民主党政権に代わるとドドッと動き出す。来年は北朝鮮が“強盛大国”にタッチする総仕上げの時期。核の小型化成功は驚くに当たらないが、韓国高官が公表した『弾頭重量500キロに成功』というのは、にわかに信じ難い話です」(軍事アナリスト)

 北朝鮮の短距離ミサイルは射程500kmで韓国の南端までを、また中距離ミサイル『ノドン』は同1300kmで、ほぼ日本全土をそれぞれ射程圏内に収める。ノドンの搭載可能な重量の上限は800キロ。500キロが本当なら、このハードルを軽々と越えたことになる。
 北朝鮮は、核開発村のある「寧辺核施設」の周囲で新たな建物を建設していたことが米・偵察衛星にとらえられていた。
 「北朝鮮は、濃縮施設で軽水炉用の低濃縮ウランを民生目的で製造中だと主張していたが、衛星写真を分析した米シンクタンク『科学国際安全保障研究所(ISIS)』は、ここでウラン濃縮やウラン転換、燃料製造に関係する作業をしていると分析しています」(同)

 金正恩大将の実績として、核兵器の小型化完成を目指しているのは確実なのだ。
 「核を小型化しても本当に起爆が行えるのか、今後技術的にクリアしなければならない問題は山ほどある。韓国の専門家らは、北朝鮮が2回目の核実験を行った2009年5月前後にある程度の小型化・軽量化に成功したと判断していた。また同年と'06年に行った核実験は失敗している。それらを考え合わせると、小型化と起爆達成のためにも3度目の核実験が行われる可能性は高い。東海岸の試験場で、核実験を準備中との観測もあります」(軍事ジャーナリスト・神浦元彰氏)

 日本全土が放射能に汚染されつつある今、3度目の核実験は何としても止めなければならないが、延命に頭がいっぱいの菅直人首相は“無菅心”だ。

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