バイアグラはもう古い! 男の悩みEDは克服できる(1)

健康・2011/11/22 12:00 / 掲載号 2011年11月24日号

 最近は、草食系男子ばかりが増殖・蔓延して、セックスレスの夫婦も結構多いという。ましてや中高年ともなれば、ソノ気はあっても自分の体がいうことをきかないという事態もママある。男性諸氏は、すべからく頑張るべし! ということで、今回のテーマは、男性なら誰でもなりうる病気、EDを取り上げた。

 EDの潜在患者人口は、800万人とも1000万人ともいわれている。男性ばかりか女性の関心も高く、切実とはいえ、なかなか他人には話せない病気といえる。
 ところで、「EDって、何?」と思われた方も多いかもしれない。EDとは勃起障害のこと。「何だ、インポテンツのことか」と早合点しないでほしい。実は、EDとインポテンツは別物なのだ。
 EDとは、エレクトル・ディスファンクションの頭文字を取ったもので、勃起不全のこと。
 一方、インポテンツは、勃起不能を意味する。EDの場合は、勃起するまでに時間がかかったり、日によって勃起しなかったりするケースを指す。だから、まったく勃起しないわけではないのだ。

 EDの原因には、経済的な問題や仕事上の悩みなどの心因性によるものと、体に何らかの原因がある器質性によるものがある。
 心因性が原因の場合は、ストレスを解消するのが一番だ。
 心療内科を受診してみるのも一策だろう。
 器質性が原因の場合は、前立腺ガンの手術で陰部神経を切除したというケースもあるにはあるが、一般には血管に何らかの問題がある場合が多い。そのため、ED患者の大半は糖尿病、高血圧、うつ病などといった他の持病があるという統計もある。

 EDの治療法は、薬の服用が中心である。まず、有名なのがバイアグラ。だが、そのバイアグラも、もはや古いといえる。それほどED治療薬は年々進化しているのだ。
 現在、日本国内で医師によって処方される内服薬には、バイアグラ、レビトラ、シアリスの3種類がある。
 代表的なバイアグラは、食事をすると効果が出にくいという欠点があった。食事とセックスを別に考えなくてはならないというのは、薬を使う男性からすれば大問題。例えば、女性とデートや食事をして語らい、その後にホテルでセックスを楽しむ、というよくあるパターンをすることができないからだ。しかも、持続時間が短いこともネックだった。
 その点、レビトラの場合は、食事の影響を受けにくいのが長所。ただ、バイアグラと同様に効果が持続しなかった。
 それにしても、必要は発明の母とはよくいったものだ。食事の有無を気にせず、セックスを楽しみたい場合にぴったりなのが、最後発のED治療薬シアリスである。
 この薬の場合、36時間にわたって効果が持続し、海外では、週末を楽しむことからウイークエンド・ピルと呼ばれている。
 これらの治療薬は、泌尿器科だけでなく、精神科、心療内科などでも処方してもらえる。

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