菜乃花 2018年10月04日号

10年不倫の果ての別れ話… 離婚の逆恨み 陰湿ストーカー男(2)

掲載日時 2018年04月01日 23時00分 [事件] / 掲載号 2018年4月5日号

 白川は納得がいかず、何度もメールや電話をした。それでも全く無視されると、〈死ね!〉といった脅迫的なメッセージを送るようになった。祐華さんは着信拒否で対抗した。
 それでも諦めきれない白川は、祐華さんの自宅アパートのドアノブに飲み物の入ったコンビニ袋をぶら下げていったり、勤務先である保育園の目と鼻の先で待ち伏せるなど、同僚や園児や保護者たちの目に留まるような行動をわざと繰り返した。
 これに祐華さんはたまりかね、最後に一度だけ会うことを了承した。

 「はっきり言うわね。私に好きな人ができたの。私も結婚したいし、自分の子供を持ちたい。あなたみたいに不倫じゃなく、子供の父親がいる家庭を望みたい」
 祐華さんの言うことは、どれもこれもまともな主張ばかり。白川は今さらながら、自分が人の道に外れていたことを思い知った。

 「分かった。それなら最後に1回だけでいい。悔いを残さないためにも…」
 白川は祐華さんをホテルに誘った。祐華さんは「今後、二度と近づかない」という約束でそれに応じた。
 だが、白川はヴァギナが乾く暇もないほど祐華さんを突きまくり、「いいか、お前はオレの女だ。離しゃしないぞ。『私の体はあなたのものです』と言え!」などと執拗に迫り、込み上げた精液を何度も子宮の奥にドクドクと放出した。

 祐華さんは怖くなり、警察に相談。白川は警察に呼ばれ、口頭注意を受けたことにショックを受けた。
 「まだ完全に別れたわけでもないのに、なぜストーカー呼ばわりされなきゃいけないんだ」
 白川は腹を立てたが、それ以来、祐華さんは自宅アパートから姿を消してしまった。白川は実家に戻ったのではないかと思い、その様子を見ようと軒先に侵入したところ、家人に見つかってしまった。
 「そこで何してる!」

 白川は取り押さえられ、住居侵入の現行犯で逮捕された。それを機に長年にわたる不倫関係を妻に知られることになり、今度は妻と修羅場になった。
 「よくも…、私を10年間も裏切ってくれたわね。その揚げ句の果てが今回の事件なの? 呆れてモノが言えないわ。あなたと結婚生活を続けていく気はなくなりました」

 妻とは1カ月もしないうちに離婚した。逮捕と同時に警察からストーカー規制法に基づく正式な接近禁止命令が出された。
 「今度近づいたらパクるからな。覚悟しとけよ!」

 当然、祐華さんも自分のもとを去って行き、白川は一人ぼっちになった。
 「何でこんなことになったんだろう…。オレだけが貧乏くじを引いたようなものじゃないか。せめてオレが受けた痛みと同じだけの痛みを味わわせなければ気が済まない。何かうまい手はないだろうか?」

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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