菜乃花 2018年10月04日号

官能小説作家書き下ろし[実録]女のSEX告白 バイク一人旅で知り合ったおじさんの離婚話に同情し…

掲載日時 2016年07月21日 23時00分 [エンタメ] / 掲載号 2016年7月28日号

(杏さん=仮名・22歳・女子大生)

 1年交際した彼にフラれ、どん底の気分でバイクの一人旅に出かけました。だけど、夕方近くに東北の山道を通過したあたりで、突然エンジンが止まってしまったんです。
 「この近くにバイク屋さんはありますか?」
 近くにいたおじさんに聞くと、「俺、昔は整備士だったんだ。見てあげるから」って言うんです。

 作業場でバイクを点検しながら、「俺はバチイチでな」と言いました。奥様は3年前、若い男といい仲になり、離婚を迫ったとか。
 そんな話をきっかけに、私も彼に遊ばれたことを告白しました。話すうちにとめどなく涙があふれ、ついには号泣しちゃって…。
 すると彼は優しく肩を抱き締め「辛かったんだべなぁ。今日は泊まって行きなさい」と言いました。

 東北の方言って、どこか優しくて警戒心も薄れます。お言葉に甘えて、泊まることにしました。すると布団を二つ並べて敷いて、「終わった恋を忘れるにはなぁ、元彼に負けねえ快感を得るのが一番だべ」と言いながら再び抱き締めます。
 私は彼の唇を受け入れました。素朴なキスでしたが、思いやりが伝わり、私の恥ずかしい部分を十分に潤します。
 「来てください。もう我慢できなくなっちゃった」
 私が催促すると「んだば、失礼して…」と遠慮がちに挿入します。
 ところが、一度動き出すと、腰を左右に振ったり、上を擦ったり、すごく変則的でパワフルなんです。まるで、女体を知り尽くしたヒモ男のように、連続した快楽を与えます。

 左手で胸を揉まれ、右の乳房は舌でベロベロに舐められ…。ねちっこい愛撫と予想外のピストン運動に快感は高まるばかり。
 「ああっん、イっちゃう」
 「おおっう、おうっ! イグ〜ッ」
 天井の高い古民家に2人のイキ声がこだまします。何度もアクメに達して疲労がピークに達し、いつの間にか眠ってしまいました。目覚めると、彼は私より早起きしてバイクの修理を完璧に終えていました。

 「人間ってのはなぁ、オギャーッと産まれたその日から死に向かって歩いているんだわ。それを知ったら、終わった恋をふり返る暇なんかねえべ?」
 昨晩、彼が腕枕しながら何気なくつぶやいた言葉を思い出し、少しだけ笑顔を取り戻しました。
(書き手・奈倉清孝)

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