葉加瀬マイ 2018年11月29日号

顔や首を188カ所もメッタ刺し! 風俗嬢と客“21歳差の恋”の最後(3)

掲載日時 2015年11月01日 23時00分 [官能] / 掲載号 2015年11月5日号

 事件当日、美幸は深夜2時ごろに仕事を終え、男性店長に同僚女性とともに家まで送ってもらうことにした。男性店長が「眠い」と言うので、しばらく家で休んでもらうことにしたが、美幸たちは酒を飲んでだべっていた。すると、そこへ大平から『声の宅急便』がしつこく送られてきたため、美幸がブチ切れ、大平に電話。「お前なんか生きている価値はない。早く死ねよ、ハゲ!」などと暴言を吐きまくった。
 それにキレた大平は自宅から包丁を持ち出し、早朝の電車に乗って美幸のマンションへ向かった。ちょうど入れ違いで、男性店長が「今日は用事があるから」と出て行き、その際にカギを掛け忘れていたので、大平は手に包丁を持ったまま美幸の部屋に入ってきた。

 「アンタ、どうやって入ったのよ?」
 「うるせえ、そこに寝ているのは誰だ。今カレか?」
 「違うわよ、同僚よ」
 「オレはもともと頭がおかしいんだよ。お前を殺してオレも死ぬ!」
 「ちょっと待ってよ。話し合おうよ。隣にラブホもあるからさ。ねっ」
 美幸は包丁をゴミ箱の中に捨てさせ、大平と一緒に出て行った。2人は隣接するラブホテルに入り、大平がフロントで手続きをしている際に、美幸は従業員室に通じるカーテンをめくり、「助けてください!」と言って駆け込んだ。

 「おい、待てよ!」
 大平はその態度を見て激怒し、後ろから美幸を押し倒し、馬乗りになって首を絞め始めた。その様子を見た従業員が必死に引き離したが、大平は事務所内にあった裁ちバサミを持ち、再び馬乗りになって美幸の顔や首を刺し始めた。
 「殺してやる!」
 あまりの恐ろしい光景に従業員は止めることもできず、「女性が殺されそうになっている」と110番通報。警察が駆け付けたとき、美幸は顔や首を188カ所もメッタ刺しにされ、出血多量で即死状態だった。大平は顔面蒼白で、「こいつが悪いんだ…。だから殺してやったんだ…」などとつぶやいていた。

 「自分がしたことには間違いないが、殺害しようとする気持ちは毛頭なかった。事件当時は睡眠薬を20錠以上飲んでいたので、心神耗弱状態だった」
 大平は美幸に全く相手にされない上、事件直前には仕事をクビになり、自暴自棄になっていたという。美幸も大平と曖昧な関係を続け、都合のいいときだけ利用し、暴言を吐き続けてきたという問題がある。どちらにも同情できないような事件は、大平が懲役17年を言い渡されて幕を閉じた。
(文中の登場人物は全て仮名です)

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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