葉月あや 2019年5月2日号

〈男と女の性犯罪実録調書〉 酔いつぶれた女を電車内で物色 髪フェチ男の“お姫様抱っこ”①

掲載日時 2018年12月18日 00時00分 [官能] / 掲載号 2018年12月27日号

 橋本洋介(33)は生まれてすぐに母親に逃げられ、父親も誰か分からない。5歳まで児童養護施設ですごし、里親に引き取られた。

 そこで“兄弟”になった里子が3人いたが、9歳年上の姉のロングヘアに憧れ、それを触っているときだけ安らぎを覚えた。

 それが高じて小3のとき、同級生の女子の髪を切るという“事件”を起こした。里親は厳しく叱責したが、その後も女子の私物を盗むといった問題行動を繰り返し、中学に入ると、女子の体操服を何度も盗むという“事件”を起こして、里親にサジを投げられた。

「もうお前は帰ってこなくていい。もともと血のつながりはないんだ。私たちはもう、お前の面倒は見られない!」

 橋本は13歳から教護院ですごすことになり、もはやどんなに謝っても里親は許してくれなかった。橋本は逆恨みして、何でも里親のせいにするようになった。

 高校に入ると、通学中の電車の中でポールに股間を押し付けながら、乗客の女性の髪の毛を触るという独特のオナニーを始めた。17歳のときには電車内で女子高生の髪を切るという“事件”を起こし、駅員に突き出されたこともあった。これだけの“予兆”を示しながら、橋本が正しい方向へ導かれることはなかった。

 社会人になると、週末ごとに始発電車に乗り、酔いつぶれている女性を探し、隣に座って髪や胸を触るという行為を繰り返すようになった。付き合っている女性がいても、それだけはやめられなかった。

 ある日、橋本は自分と同じように酔った女に狙いを定めて、わいせつ行為を繰り返している男から写真を見せられた。そこには眠ったままハメ撮りされている女性の姿が写っていた。

「こうやって自宅に連れ込めば、好きなことができるんだぜ。目を覚ましたら、『無防備に寝ていたから、危険だと思って連れてきたのさ』と言えばいい」

 その後、橋本は精神科に行って「眠れない」と訴え、睡眠薬を入手した。それを「酔い止めの薬だ」と偽り、泥酔女性に親切を装って飲ませ、さらに酩酊状態になったところで自宅に連れ帰るという行為を始めた。

 その手口は巧妙なものだった。バッグを開けて身分証などで名前を確認し、親族や知人などを装い、女性の名前を呼び掛けながら、橋本の自宅がある方面の電車に乗せる。降りる駅が近付くと、車掌に「彼女が酔っていて動けない。○○駅で降りるから、車椅子の手配を頼む」と要請し、まんまと駅員が用意した車椅子に女性を乗せ、タクシー乗り場に直行。自宅に連れ帰って体を触ったり、自分のペニスを握らせてしごかせるというわいせつ行為を何年にもわたって、数百回以上繰り返していた。

(文中の登場人物はすべて仮名です)
(明日に続く)

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