菜乃花 2018年10月04日号

レイプそっちのけ! 切り裂きフェチ男の理解しがたいエクスタシー(3)

掲載日時 2016年12月19日 23時00分 [事件] / 掲載号 2016年12月22日号

 倉本の目的はあくまで衣服を切り刻むことだが、さらに恐怖を与えるために、わいせつ行為をすることにした。玲子さんの胸を揉みながら、「ほぉ、でかいな。Fカップはあるかな?」などと話し掛け、イチモツを露出して「舐めろ!」と命令。頭をつかんでイラマチオし、ペニスを引き抜いて顔面に精液をぶっかけた。
 「いい顔になったな」
 倉本は顔面の精液を手で撫で回しながら言った。
 「アンタがオレの言うことを聞いてくれたら、これ以上のことはやめようと思うんだがな…」
 「何でも聞きます…」
 「じゃあ、アンタが持っている黒いファー付きのレザーコートがあるだろ。あれを着てみてくれないか?」
 「えっ?」

 玲子さんはギョッとしたが、クローゼットからそれを取り出し身に付けた。
 「これはいくらなんだ?」
 「12万円です…」
 「殺されるよりはマシだよな?」
 「えっ?」
 「それともレイプされたいのか?」
 「イヤです…」
 「それなら動くなよ!」

 倉本は玲子さんを立たせたまま、ザクザクとハサミでコートを切り始めた。
 「な、何を…」
 「うるせえ!」
 思わず玲子さんが体をよじったので、倉本は誤って刃先を自分の手に突き刺してしまった。
 「この野郎、今度動いたら殺すぞ!」

 玲子さんは往復ビンタされ、抵抗するのを諦めた。倉本は玲子さんのコートを切り続け、白い綿が出てくるたびに興奮した。
 「おおーっ、すげェーっ、たまんねえなァ!」

 玲子さんは自分がとてつもない変態を相手にしていることに気付き、これ以上の被害に遭わないためにはマネキン人形のように立っているしかなかった。
 「おい、オレはレイプしなかったよな。金も取らなかったよな。もうここに来てほしくなければ、警察に言うんじゃないぞ!」

 その後、倉本はネットカフェ難民となった。そのネットカフェでも若い女性が一人で寝ているのを見てムラムラしてしまい、個室に入り込んで衣服を切るという犯行を働き、警察を呼ばれて器物損壊容疑で逮捕された。その余罪として、小野寺由紀さんや三井玲子さんに対する住居侵入や準強制わいせつ容疑が発覚し、3人の女性に対するわいせつ行為などで起訴された。
 「刑務所で性犯罪者処遇プログラムは受けたが、シャバに出てから、女性の衣服を切り刻みたいという欲求が高まり、自分をコントロールできなくなってしまった。今は反省しているが、性癖を治す自信がない」

 AVでも女性の服を切り裂く行為はジャンルの一つとして存在し、愛好家は少なからずいるという。中には大型シュレッダーで女性の服を解体するだけのマニアビデオもあるらしい。
 倉本は懲役4年を言い渡されたが、このような犯罪者に必要なのは、懲役より治療ではないのか。
(文中の登場人物はすべて仮名です)

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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