菜乃花 2018年10月04日号

政界覆面座談会 第3次安倍“短命内閣” 身体検査から漏れた閣僚スキャンダル(2)

掲載日時 2015年10月22日 18時00分 [政治] / 掲載号 2015年10月29日号

A氏:全国紙 政治部記者(46)
B氏:在京キー局 政治部記者(44)
C氏:通信社 政治担当記者(43)

 −−新内閣では、1億総活躍担当相に注目が集まっています。

 C 「美しい国」しかり、安倍首相って本当にタカ派色の濃いキーワードが好きだよね。誰が考えてるの、こういうのって。

 A 側近議員がゴマすりを兼ねて、思い付きで進言してきたのを真に受けているんだよ。それにしても、どうしても太平洋戦争をイメージしちゃうよな。「進め一億、火の玉だ!」「一億総玉砕!」「一億総特攻!」などのフレーズと同じ感じ。

 B そういえば女性活躍担当相が、これといった成果のないまま、1億総活躍担当相に事実上吸収されちゃった(笑)。安倍首相は記者会見で「最初から設計図があるわけではなく、省庁の縦割りを廃した広い視野と大胆な政策の発想力が求められる」と説明したよね。単にぶち上げただけで、全く役割が決まってないってことだ。

 A 内閣府や財務省、経済産業省、厚生労働省あたりと激しい縄張り争いを繰り広げるわけだ。そんな重責を担わされたのが加藤勝信前官房副長官。ここで国民の思いを代弁して言いたい。「何をやるか誰も分からない大臣に、誰か分からない人が就いちゃった」(爆笑)。本当に冗談みたいな話だ。

 C 加藤氏の義父は加藤六月自民党元政調会長で、安倍首相の父である晋太郎元外相が「安倍派四天王」の中で最も信頼した側近中の側近。代替わりしても安倍家に奉公してくれるわけだから、安倍首相が加藤氏に寄せる信頼は絶大なんだろうね。安倍首相に批判的なマスコミには、名代として加藤氏が抗議するほど一心同体の存在だよ。

 −−究極のお友達閣僚というわけですね。河野太郎衆院議員を行政改革担当相に起用したのも話題です。

 A ブログで原発政策を批判していたけど、早々に閲覧を制限したな。河野氏は麻生派で、親分の麻生氏が「あいつは入閣すれば静かになる」と安倍首相に進言した通りの自粛ぶりだった。ただ二枚舌があからさま過ぎて、逆に政権の足を引っ張ることになると思うね。

 B 本当はここに、小泉進次郎前復興政務官を充てようとしたんだよ、安倍首相は。石破氏と歩調を合わせる進次郎氏を、同様に飼い殺しにしようと考えた。でも取り付く島もなしに断られたから、進次郎氏と“脱原発仲間”の河野氏に乗り換えたわけ。

 C 河野氏のお父さん、河野洋平元衆院議長は、歴史問題で安倍首相を批判し続けているからね。親父を黙らせたいという考えもチラついたはず。進次郎氏の起用を検討したのも同じ理由からでしょう。原発再稼働に対し、父の純一郎元首相は非難のボルテージを日増しに上げているしね。

 −−小泉進次郎氏、河野太郎氏とも知名度が高いですから、政権浮揚に使いたい気持ちも分かります。元テレビ朝日アナウンサー、丸川珠代参院議員の起用も、人気取りの一環でしょうか。

 B それもあるだろうけど、選挙があれば演説する安倍首相の横に立って華を添えるし、丸川氏は今や立派な安倍シンパだよ。それに女性の活躍をうたっている以上、丸川氏の美貌を有効活用しない手はない。

 C かつて丸川氏には「AV出演疑惑」なんてウワサがあったよね。

 A あったあった。でもその話より、むしろ官邸関係者が気を揉んでいたのは、学生時代の男性関係だった。元カレがどこかの週刊誌に“下半身ネタ”を持ち込んだらしいとかなんとかで心配してたよ(笑)。

 B 沈む恐れがあるのは丸川氏だけじゃないさ。バリバリの原発推進派なのに復興相に就任した高木毅氏は「政策秘書に対するパワーハラスメント」という疑惑が身体検査でも浮上していたようだし、その他にも地元の後援会関係者と不倫関係にある閣僚は、少なくとも3人確認されている。

 C 安全保障関連法が成立した今、政権に気の緩みが生じているのは間違いないからね。慢心していたら、ちょっとしたスキャンダルに足元をすくわれるよ。

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