和地つかさ 2018年9月27日号

横浜DeNA中畑監督「投げやり発言」裏に三浦兼任監督誕生

掲載日時 2015年09月15日 16時00分 [スポーツ] / 掲載号 2015年9月24日号

 次期後継者に“ハマの番長”が指名された。

 横浜DeNAの三浦大輔投手(41)がチームを救ったのは9月2日(対中日戦)。走者を背負いながらも6回1失点に抑え、ベテラン健在を強く印象づけた。
 「大輔サマサマだよ。他の投手にも参考になるものがあったんじゃないか」
 中畑清監督(61)は三浦をベタ褒めしていた。

 気になるのは“発言の豹変ぶり”。前日同カードも勝利したが、中畑監督の口から出てきたのは選手批判。その日は負ければ最下位逆戻りの可能性もあったことから、ご立腹の表情だった。
 「負けゲームだね、ハッキリ言って。(山口)俊の情けなさ。怠慢プレー。(登録を)抹消しても、代える投手が準備できていない。お家の事情は苦しいです、はい」

 守備陣もミスを連発しており気持ちは分かるのだが、中畑監督といえば、どんなときも選手を名指しで批判することはなかった。
 「山口、三浦で連勝はしましたが、投手事情は変わっていません。三浦は緊急登板も同然で、本来、投げていたはずの久保康友が不振で二軍調整となり、三浦にお鉢が回ったんです。二軍調整中の三浦の復調ぶりは報告されていなかったようで、中畑監督はそういう連絡不備を怒ったのかもしれないが、三浦を褒めることで表沙汰にしようとしなかった」(ベテラン記者)

 中畑監督は前半戦終了時、南場智子オーナー直々に早くも続投要請を受けているものの、返事を保留したままだ。
 「時季外れの続投要請は現場を混乱させるだけ。また、DeNAは旧ベイスターズOBを帰還させようとしています。いま実際にベンチをコントロールしているのはOBの進藤達哉ヘッドで、投手陣もやはりOBの川村丈夫コーチが仕切っています」(同)

 中畑監督と対立しているのではないが、DeNAベンチは40代、50代のベイスターズOBが多く、若いスタッフばかりだ。そのため、ホンネで語り合える話し相手がほとんどいない。そんな孤立感も続投要請を保留させた遠因にもなっているようだ。
 「そんな中、2日の好投で、中畑監督は三浦の影響力を再認識させられたのでは」(球界関係者)

 中畑監督は最下位と5位しか経験していない。求心力のある三浦の下でチーム強化を図るべきと、監督自身も悟ったのかもしれない。

関連タグ:横浜DeNAベイスターズ 野球

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