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寝苦しい夜に「さようなら」 夏本番を乗り切る入浴法と食事法(1)

掲載日時 2011年08月19日 12時00分 [健康] / 掲載号 2011年8月18日号

 猛暑の日々はまだまだ続く。加えて、節電の影響で寝苦しい熱帯夜も私たちにとっては大敵だ。睡眠不足が続けば熱中症、夏バテも起こり、体調を崩しやすくなる。夏本番、8月の厳しい暑さを乗り切るにはどうしたらいいか。

 まずは「食事」「入浴」「睡眠」など、日常生活をいま一度見直し、酷暑を乗り切るための環境づくりを整える必要がある。
 今年の夏は、節電が大きなテーマになっているが、どこまで我慢したらいいのか、悩む人は少なくない。だが、医療関係者の中には「電力不足が心配されるのはせいぜい21時くらいまで。寝苦しさを感じたら、我慢せずにエアコンや扇風気を上手に使い、快適な温度で眠りにつくべきだ」と言い切る。
 その理由の一つが、人は気温の変化に対して、自律神経によって体温調節機能を働かせ体温を管理している点。この機能がうまく働かないと「めまい、立ちくらみ」「こむら返り」「体が熱く、頭痛がする」などさまざまな症状が現れる。

 東京・蒲田で内科系クリニック院長を務める医学博士、浦上尚之医師は言う。
 「とにかく、暑さや蒸し暑さを我慢しないこと。日中の暑さはもちろんですが、熱帯夜対策は、昼の熱中症を防ぐ意味でも大切なことです。気温が上昇すると体内の血管は広がり、交感神経の働きにより汗をかきます。そして気化熱(蒸発)を利用して熱の放出を行い、また血管を収縮させるのですが、この機能がうまく働かないと、いわゆる熱中症に。最悪の場合、意識がなくなり死にいたることもあります。日中はできるだけ暑さを避け、真水だけでなく塩分を含むスポーツ飲料などをこまめに飲むこと。とくに高齢者(65歳以上)や糖尿などの持病を持つ人は、さまざまな理由から脱水を招きやすく、リスクが高いと言えます。熱中症にならないためにも睡眠を取り易いように室内の温度調整の他、食べ物や入浴など、日常生活の点検、あるいは見直しをしてみることも重要です」

 どなたも体験している熱帯夜。眠りたいのに暑くて寝苦しいのはたまらない。寝不足状態だと満足に仕事もできず体調も崩す。
 そんなサラリーマンに「笑い事では済まされない」と、労働医療問題に取り組む村上剛志さん(57=東京社会医学研究センター・主任)は「厳しい夏を乗り切るには、十分な睡眠時間の確保が重要」と言って、さまざまな角度から提言をしてくれた。
 「お風呂もいいんです。お勧めします。寝つきをよくするには最適ですし、入浴後のクールダウンで体温を落とすという心がけ一つで効果が上がります。寝間着も風通しの良い素材を着けるなどちょっとした工夫が快眠につながります」

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