菜乃花 2018年10月04日号

話題の1冊 著者インタビュー たかぎなおこ 『お互い40代婚』 KADOKAWA 1,100円(本体価格)

掲載日時 2018年06月17日 15時00分 [エンタメ] / 掲載号 2018年6月21日号

 ――“生涯未婚率”が急上昇している昨今、40代を迎えた時、結婚に対する焦りなどはありましたか?

 たかぎ 24歳からずっと1人暮らしをしていましたが「気楽だけどもう十分満喫したなぁ、そろそろ違った暮らしもしてみたいなぁ」という気持ちはありました。さらには、やはり女性ならではの「出産するなら急がねば」という気持ちもありましたね。でも、あまりにも1人暮らしが長すぎて、結婚と出産に対して遠い世界のぼんやりしたイメージしかなく、このまま年をとって、後から「あのとき、もう少し婚活を頑張っておけばよかったなぁ」と後悔するのだけは嫌だなというふうに思っていましたね。

 ――そんな中、今の旦那さんと仲良くなったきっかけは、何と“カニ”だったそうですね。

 たかぎ あるとき仕事場に突然、大きなカニが届いたんです。その日は自分しかいなくて、仕事場には冷蔵庫もありません。どうしようか困っていたときに、たまたま通りがかった彼に相談したところ、クーラーボックスを貸してくれたんです。
 彼は近くに働く人で、もともと顔見知りではあったんですが、翌日、仕事場でカニパーティーをすることになったので、お礼代わりに彼も呼ぶことにしたんです。そのときいろいろ話してみたら、すごく話しやすい人で、それがきっかけで仲良くなりました。その少し前に仕事場を変えたのが、結果的に出会いに繋がった形ですね。
 もちろん婚活パーティーなどで積極的に出会いを求めるのもアリだとは思いますが、何となく自分の生活がうまくいってないと感じるときは、思いきって、身の回りの環境を変えてみると、また違った新しい風が吹いてくることもあるんじゃないのかなと思っています。

 ――たかぎさんの“結婚したい男性”のタイプはどんな人だったのですか?

 たかぎ タイプというのは、人それぞれだと思うのですが、私の場合、彼は穏やかでのんびりしていて、それが自分の性格に合っていたと思います。たまに私が何かムカッとして文句を言っても、彼は言い返したりせずじっくり話を聞いてくれるので、あまりケンカにならないんですよ(笑)。
 逆に言えば、グイグイと積極的に引っ張っていってくれる人ではないので、私がそういうタイプの人を求めていたなら、きっと合わなかったと思います。結局、一緒に生活していて、我慢や無理をせず、心地いいと感じる人が結婚に向いている相手なんじゃないでしょうか。
(聞き手/程原ケン)

たかぎなおこ
1974年、三重県生まれ。イラストレーター。『150㎝ライフ。』でデビュー後、続々とコミックエッセイを執筆。現在は1女の母となり、子育てエンジョイ中。

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