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羽生結弦 平昌五輪“ぶっつけ本番”は「ラスト演技」になる危険大

掲載日時 2017年12月02日 14時00分 [スポーツ]

 羽生結弦(22)が急ピッチでの調整を強いられている。来年2月、平昌冬季五輪の主役は、やっぱり、羽生のようだ。
 「日本中が、いや、世界中のが『ナンバー1は羽生』と見ています。羽生の出ない冬季五輪は考えられません」(連盟関係者)

 GPシリーズ第4戦目のNHK杯。11月9日の公開練習中、その羽生が4回転ルッツの着氷に失敗し、右足関節外側靭帯損傷を負った。「10日間の絶対安静」「全治1カ月」など、平昌五輪出場を危ぶむ情報も聞かれた。しかし、今回のケガで羽生に対する注目度はさらに高まったという。
 「五輪ではぶっつけ本番になる可能性が高い。でも、世界中が『着氷に失敗するかもしれない』と羽生に注目するでしょうし、五輪中継する各国テレビ局は絶対に高視聴率が取れると見ています。悲壮感いっぱいの羽生に、世界中が注目することになるでしょう」(同)

 12月21日開幕の全日本選手権は、五輪代表最終選考会を兼ねている。同大会の出場を見送れば、「五輪本番まで治らない」と判断しなければならないが、羽生のブレーンたちは秘策も考えていた。
 「代表3枠に入る条件は全日本選手権の優勝か、同大会の2、3位。あるいは世界ランク上位3名から選ぶとなっています」(関係者)

 11月13日時点で、羽生は世界ランキング1位。NHK杯を棄権したのに、だ。2位は宇野昌麿が僅差で追っているが、3番目の日本選手は14位の田中刑事。つまり、羽生は全日本選手権で大コケしても、「世界ランク上位3名」の五輪出場権は確保できるのだ。また、言ってしまえば同31位・無良崇人、同47位・友野一希とは役者が違う。「羽生が3枠に選ばれる」と見て、間違いないだろう。
 「全日本選手権は試運転。4回転ジャンプ、ループは封印し、芸術点のみでの上位を狙うプランです。同大会後、再び治療に専念させ、五輪本番で連続4回転をやることになる」(同)
 まさに、ぶっつけ本番だ。

 男子フィギュアは4回転ジャンプ、ループともに演技後半で連続披露しなければ表彰台が難しい“新次元”に突入している。その牽引者が羽生であり、フツーに出場していれば、3大会連続金メダルは確実だった。
 大本命の故障は、かっこうの中継宣伝ともなったわけだ。五輪本番で悲壮感いっぱいの羽生を想像し、「視聴率が稼げるからさあ」の声も聞こえてくる。
 羽生は依然として大技の成功にこだわりを見せているというが、4回転ルッツにこだわって、平昌五輪が「ラスト演技」にならなければいいが…。

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