紗綾 2019年8月1日号

〈男と女の性犯罪実録調書〉①「オレの妹やぞ!」と因縁つけ金をむしり取る劇団型美人局

掲載日時 2019年03月19日 00時00分 [官能] / 掲載号 2019年3月28日号

 小原和也(21)と入谷伸彦(21)は中2の頃からの同級生だが、少年時代から傷害事件や窃盗事件を繰り返し、少年審判を受け、そろって少年院に入所した。

 成人しても2人は懲りることなく、夜の世界で出会った仲間とつるんで、不良の王道を突っ走っていた。

 小原は退院後、実家のリサイクルショップを手伝っていたが、入谷は定職に就かず、「何か手っ取り早く金になる方法はないか」と口癖のように言っていた。
「それなら、美人局はどうだ?」
「うまくいくのか?」
「最近、美人局のプロみたいな少女と知り合ったんだよ。まだ16なんだけどな。援交したオッサンに『警察に言うぞ!』って脅せば一発なんだよ」

 小原はすでにその少女とつるんで、美人局を成功させていた。出会い系サイトに〈ホテル代込みで1万7000円〉という“格安”の条件を提示し、少女を送り込むのだ。
「これに食いついた奴は、児童買春禁止法違反が確定だろ。脅せば、確実に示談金を出すぜ」

 小原と入谷が呼び掛けると、続々と不良仲間が集まってきた。
「まず、脅し役がいるな。ホテルの前で待ち構えて、『コラ、オレの妹やぞ。何しやがったんや!』って兄を装うんだ」

 その役はこわもての入谷と柄が悪そうな金髪の男が選ばれた。
「ゴチャゴチャ言うようなら、オレに電話をかけてくれればいい。弁護士を名乗って、『児童買春禁止法違反は5年以下の懲役か300万円以下の罰金だ。事実なら、示談した方がいい』と説得するから」

 さらに少女の彼氏役や先輩役を登場させ、集団で脅せば何とかなるというのが小原のアイデアだった。

 この方法は見事に的中し、10人以上の男が言いなりになった。「このまま警察へ行って懲役刑になるか、金で解決するか」を選ばせると、買春客たちは必ず金で解決する方を選んだ。

 有り金を巻き上げて、足りない分はコンビニで引き出させる。50万〜100万円を示談金の相場にしていた。

 ある日、いつものように〈ホテル代込みで1万7000円〉をまきエサにして援交客を募っていると、会社員の川端康(21)が罠に引っ掛かってきた。

 入谷は少女に連絡し、午後9時にホテル街近くのファストフード店で待ち合わせるよう指示した。

 何も知らずにやって来た川端は少女とホテルに向かい、甘い遊戯を楽しんだ。
「ああっ、いいわ…、イッちゃいそうっ!」
「オレもだ、イクゥッ!」

 川端はコンドームを着けていたが、あまりに激しくハッスルしたためか、途中でゴムが破れてしまった。
「ああーっ、ちょっと…、どうするの?」
「ゴ、ゴメン…」

 とりあえず“詫び料”として追加の1万円を払った。
「こんなんじゃ、とても許せないわ。妊娠したらどうするの? どう責任を取ってくれるの? とりあえずお兄ちゃんを呼ぶから」

 すんなりと入谷に電話する展開になった少女は、一部始終を話した。
(明日に続く)

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