美馬怜子 2018年6月7日号

格闘技『QUINTET』 桜庭和志が描く新たな景色

掲載日時 2018年02月09日 13時00分 [スポーツ] / 提供元 リアルライブ

格闘技『QUINTET』 桜庭和志が描く新たな景色

 日本格闘技界に新たに風を吹かす。

2月1日、プロレスラー・桜庭和志プロデュースによる新格闘技イベント「QUINTET(クインテット)」の開催が発表された。

 絞め・関節で争うグラップリングルールで行われ、出場選手といった大会の概要もすでに伝えられている。会見で発表された1チーム五人による団体戦のチーム・メンバーの中には桜庭率いる「HALEO Dream Team」所属としてジョシュ・バーネット、所英男といった日本でもお馴染みの顔触れも揃っている。石井慧ら柔道出身者で構成される「JUDO Dream Team」や、他にもサンボやポラリス(イギリス発の格闘技)などのチームもあり、それぞれのチームカラーがはっきりしているのも魅力的だ。現在の総合格闘技界に消えつつある異種格闘技戦の匂いを感じさせてくれる。

 懸念される寝技特有の膠着についても、クロスガード(下になったポジションでの両足での挟み込み)に時間制限を設けるなど、よりアグレッシブに試合が展開していくルールを調整中とのこと。激しい関節の取り合いはファンにとっては新鮮な刺激となり、再び上昇気流を掴みつつある日本の格闘技界であれば、打撃なしの競技でも支持を得られる可能性は十分にあるだろう。

 そして、何よりも楽しみなのは、「格闘技のおもちゃ箱」と呼ばれた桜庭の楽しみながら戦う姿がもう一度観られることだ。
近年、2015年の青木真也戦を最後に総合ルールの戦いを行っておらず、プロレスのリングからも離れた桜庭。「死ぬまで戦い続けたい」と語っていた彼にとって、得意とするグラップリングでのビッグイベントは久々にテクニシャンである『桜庭らしさ』を存分に味わえるという思いが溢れかえる。また、常にファンの視点を意識しながらの戦いを生き甲斐としてきた桜庭、自らがプロデュースする新たな戦いの場で、何を提供してくれるのか想像は膨らむばかりだ。

 昨年10月、「RIZIN」福岡大会において、桜庭対フランクシャムロックのグラップリングルールでの試合で、桜庭のセコンドとしてチームメートとなるジョシュと所の姿があった。今回、会見の内容を知り、こういうことだったのかと合点がいった。このようなどこかプロレス的な伏線もあり、すでに桜庭らしい「罠」の仕掛けは始まっている。

 4月11日、春の訪れとともに両国国技館で観られる新しい景色が今から楽しみでしょうがない。(佐藤文孝)

関連記事
【QUINTET】ももクロP佐々木敦規氏が映像演出!桜庭和志が新格闘イベントを旗揚げ
【新日本】東京ドーム大会史上初の敗者髪切りマッチが実現!
「選手が試合で演出を盛り上げてくれた」ももクロ演出家も絶賛、無限大の可能\性を秘めた若者たちのプロレス団体、新体制DNA発進!
キャンプ情報 高橋監督がゴジラ松井を満面の笑みで迎えた真相
【KNOCK OUT】”セクシー番長”小田飛鳥&”究極のGカップ”犬童美乃梨登場!実況席に紗綾&安枝瞳!

スポーツ新着記事

» もっと見る

格闘技『QUINTET』 桜庭和志が描く新たな景色

Close

▲ PAGE TOP