菜乃花 2018年10月04日号

「金もないのに子どもを作るな!」父親の説教にプッツンした娘夫婦の蛮行(2)

掲載日時 2018年05月27日 23時00分 [事件] / 掲載号 2018年5月31日号

 ところが1カ月後、綾香は夫の史郎(31)とともに殺人と死体遺棄容疑で逮捕されたのだ。
 「こ、これはどういうことなの?」
 2人は犯行を否認していたが、夫婦が使用している車から父親の血痕が見つかったことを追及されて容疑を認めた。だが、綾香だけは「殺害は夫の単独犯行です。私は殺していません」と否認した。
 しかし、完オチした史郎の供述によって、事件の全貌が明らかになった。

 史郎は綾香と知り合った頃、日雇いの土木作業員をしていた。綾香から「未来の結婚相手」として史郎を紹介された母親は、「真剣に交際しているつもりがあるなら、ちゃんと社会保険のあるようなところで働きなさい」と説教した。
 その言い付けを守って史郎は介護施設に転職。その後、子供がデキたので反対できなくなり、史郎と綾香は入籍することになった。

 結婚式前日、久々に家族全員が集まった。綾香も綾香の2歳下の弟も8年ぶりの一家だんらんを喜んだ。
 当日、涙を流して喜ぶ哲也さんを見て、母親も歩み寄りを見せ、それを機会に月1回は元家族が集まって食事する“定例会”という行事を始めた。

 間もなく長男が生まれると、“定例会”は週1回のペースに増えた。哲也さんは初孫の誕生を喜び、目に入れても痛くないほどかわいがった。そんな姿を見て、綾香と史郎にはある考えが浮かんだ。
 「私たちも今のアパート暮らしじゃなくて、子供を広々とした一戸建ての家で育てたい。お父さんに協力してもらって、家のローンや生活費を折半するという約束で同居してもらったらどうだろう」
 その提案を持ち掛けると、哲也さんも賛成した。哲也さんと史郎は共同名義人となって、中古の二世帯住宅を購入し、ローンの1750万円は折半で払っていくことになった。

 「これで思いっきり愛し合えるじゃねえか。2人目も作っちまおうぜ」
 「そうね」
 綾香と史郎はローンを支払っていくことが決まった日から、中出しでセックスしまくった。
 その結果、哲也さんと同居が始まって1カ月もしないうちにオメデタが判明した。てっきり喜んでもらえると思ったのに、哲也さんに報告すると、鬼のような形相で怒られた。
 「お前ら、家族計画がムチャクチャだな。オレだっていつまでも達者じゃない。35年ローンを払いながら2人の子供を育てていけるのか。金も甲斐性もないくせに子供なんか作りやがって。その犠牲は長男が受けるんだぞ!」
 哲也さんは、2人が哲也さんの収入を目当てに子供を作ったかのような態度に我慢ならなかったのだ。

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

事件新着記事

» もっと見る

「金もないのに子どもを作るな!」父親の説教にプッツンした娘夫婦の蛮行(2)

Close

マダムとおしゃべり館

▲ PAGE TOP