美音咲月 2019年7月25日号

〈男と女の性犯罪実録調書〉③小指に包丁を当てて脅迫

掲載日時 2019年06月27日 00時00分 [官能] / 掲載号 2019年7月4日号

 友紀子さんは3回にわたり、7万円ずつ払ったが、最後の月は遅れたので、7万7000円を支払った。
〈オレのことがイヤなら、誰かの愛人にでもしてもらってこい。月60万円は返せるだろう〉
〈最近、オレが連絡しないからって、調子に乗ってるんじゃねえぞ。やりたい放題してたら、きっちりカタにハメるからな!〉

 友紀子さんは精神的に疲れ切り、ようやく一連の経緯を知人に相談した。
「それは絶対におかしい。一緒に警察へ行こう」

 友紀子さんは警察だけではなく、弁護士にも相談。上磯が不当な金銭を要求していることについて、直ちにやめるように連絡が入る。すると、上磯も弁護士に相談。お互いに納得済みの借用書が存在することを説明し、男女関係をやめて調停に移行することを決心した。そして、弁護士に正式に依頼しようとした矢先、警察に恐喝容疑で逮捕された。
「なぜだ!」

 上磯は借用書に基づき、友紀子さんから7万7000円を取り立てたことは認めたが、「言うことを聞かないと殺して山に埋めるとか、友達をレイプするなんて言ってない」と一部の容疑を否認した。

 友紀子さんが〈私が一番じゃないとイヤ〉〈私を1人にしないで〉〈私がいつも1人で泣いていたのを健ちゃんは知らない〉といったLINEのメッセージを送ってきたことを示して、「彼女とは良好な関係だった。一部のメッセージだけを切り取って、恐喝と判断するのはおかしいと思います」と反論した。

 友紀子さんは公判に証人として出廷し、これまで上磯にぶつけられなかった不満や怒りや恐怖を語った。
「今までずっと支配されていて、断るという選択肢を与えてもらっていなかった。何十発も顔を殴られたこともあったし、小指に包丁を当てられて『切断する』と言われたこともあった。彼の千里眼のような調査能力も恐ろしく、本当にそういうことができる人なんじゃないかと信じ込んでいた。借用書を書いたのは、断ったら私の周りの大事な人が巻き込まれると思ったから。『もう二度と近付かない』と言われても、約束を破って、私を殺しに来るんじゃないかという恐怖が消えない。できれば一生、刑務所から出さないでほしい」

 若い女をゲットした男は、最後は必ずといっていいほど制御不能になり、戸惑いから束縛しようとする。女が別れ話を切り出してきた場合、スパッとあきらめる潔さが必要だろう。
(文中の登場人物はすべて仮名です)

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