森咲智美 2018年11月22日号

乳児4人をバケツにコンクリ詰め 20年以上も押し入れに隠していた“鬼母”(1)

掲載日時 2018年08月07日 23時00分 [事件] / 掲載号 2018年8月16日号

 「あの…、すみません」
 「何でしょうか?」
 「私、20年以上前に子供4人を産み落としたんですが、バケツにコンクリ詰めして家に置いてあるんです」
 「何だって?」
 こんなことを言って、実年の女が唐突に交番を訪ねてきたのは事件当日の朝だ。警察官が女の家を確認に行くと、押し入れから4つの段ボール箱が見つかった。そのうちの1つを開けたところ、灰色のポリバケツが見えた。付属のふたで密封され、その上から粘着テープで厳重に巻かれていた。
 「こ、これは…」
 「20年ぐらい前に一緒に住んでいた男性との間にできた子供たちです」
 「なぜ20年も経ってから急に自首したのか?」
 「それが…、なぜか今日、急に思い立ったんです」

 警察はAi(死亡時画像診断)と呼ばれる技術で中身を調べ、「人骨で間違いない」との結論を得て、死体遺棄容疑で逮捕状を取った。
 しかし、女の話が本当なら、死体遺棄罪の時効は3年なので、とっくに時効が成立している。だが、女は2年半前に現場のマンションに転居してきており、その際に遺体の入ったバケツを搬入した行為が“新たな遺棄行為”を構成すると判断された。こうして逮捕されたのがパート従業員の宮崎由美子(53)である。由美子は20年以上も抱え込んできた自分自身の“秘密”について語り始めた。

 由美子は中卒後、1回の婚姻歴があったが、バツイチとなり、地元の葬儀会社で働き始めた。
 そこで知り合ったのが子供たちの父親でもあるA氏だった。A氏は20歳以上も年上だったが、精力絶倫で、間もなく同棲すると、2人はセックスに明け暮れた。
 「ああー、気持ちイイ…」
 女は両足を腰に巻き付けて少しでも奥にくわえ込もうとする。そんな女の乱れる姿に興奮して、男は鋭い腰使いで応え続ける。
 「あああっ、イクーッ!」
 あられもない声を上げながら、2人は絶頂に上り詰めていき、男が白濁の液を花芯の奥に噴射した瞬間、バラ色のエクスタシーを感じて陶酔するのだった。

 「それで、なぜA氏と再婚しなかったんだ?」
 「当時は金銭的にも困ってて…。生活保護を打ち切られたくなかったので、籍は入れませんでした」
 だが、由美子は「生活が苦しい」と言いながら、極度のパチンコ狂で、A氏と同棲してからも常に家計は火の車だった。それなのに家族計画は無計画で、避妊は全くしなかった。

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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