彩川ひなの 2018年7月5日号

高1少女の出産で発覚した“家族ぐるみ”の援助交際(1)

掲載日時 2017年12月16日 23時00分 [事件] / 掲載号 2017年12月21日号

 女癖の悪さで札付きだった竹中吉宗(37)が、児童買春禁止法違反容疑で捕まった。当時、中3だった少女に修学旅行の代金を立て替える代わりに、わいせつな行為をしたというものだった。
 その事件の発覚は衝撃的で、少女は竹中の子供を妊娠し、高1になって出産したため、両親が竹中に養育費や慰謝料を請求。これに竹中が応じないことから警察に相談し、初めて明るみに出た。しかも、あきれたことに竹中は既婚者で、被害者の少女と同学年を筆頭に3人の子供がいた。
 竹中は若い頃からギャンブルに溺れ、結婚してからも生活費を入れたことがなかった。妻に対する暴力で警察の取り調べを受けたこともあり、逮捕直前には少女とは別の女性に対するストーカーの警告も受けていた。

 こんな事件を起こし、竹中の父親は頭を抱え込んで述懐した。
 「もうあきれ返っている。以前にも新婚早々、近所の女の子に手を出し、妊娠させたこともあった。全く知らない人から『オタクの息子がうちの娘に手を出した』と電話がかかってきたこともあった。実家しか戻ってくるところがないから戻ってくるのだろうが、本音を言えば戻ってきてほしくない。恥ずかしい話だが、もう親の力ではどうしようもない。息子を更生させる意欲もない。ここまで来てしまったという感じです…」
 親にもサジを投げられた成れの果て。ところが、事件の“真相”は微妙に違っていたのである。

 竹中が被害少女のユカリ(16)と知り合ったのは、ユカリが中2の夏だった。当時、ユカリは大好きだった祖父を亡くし、勉強する意欲も失って不登校になっていた。そんな悩みを相談する相手が竹中だった。竹中とはツイッターで知り合い、毎日、LINEを交換する仲になった。
 最初の頃はショッピングモールでプリクラなどを撮って遊ぶ関係だったが、竹中は「妻と別れて寂しい。付き合おう」と口説き落とし、2カ月後にはラブホテルに連れ込んだ。
 竹中のそそり立つ肉棒がユカリの中に飲み込まれ、根元まで埋まっていく。その様子を竹中はスマホで撮影していた。そして、最後は避妊することなく、必ず中出しするのだ。
 不思議なことに、ユカリは嫌がることも金銭を要求することもなかった。竹中に求められるままに月1回は会い、時には泊まりでセックスすることもあった。

 そのうちにユカリの母親が、娘が特定の男と毎日、LINEばかりしていることに気付いた。
 「どんな人なの?」
 「私より22歳くらい年上の人」
 「付き合ってるの?」
 「違う。メル友なだけ」
 不安がる母親の追及をかわすため、ユカリは「心配なら一度話してみたら」と言って、竹中と代わった。こんなこともあろうかと、竹中とユカリは打ち合わせ済みだった。

 「娘とはどんな関係なんですか?」
 「ただのメル友です。私にも同じ年頃の子供がいましてね。今は妻と別の場所に住んでいますが、その罪滅ぼしにユカリちゃんの相談相手になれればと思って」
 「娘と会ったことはないんですか?」
 「もちろんありません。私は別の県に住んでますし、日頃はスーパーで肉の加工をしているようなさえないオッサンですよ。もし会ったら嫌われちゃいますよ」

 竹中は自分の名前も、勤務先も、離婚歴があることなども、すべて“正直”にしゃべった。それどころか母親に「LINEでグループトークをしませんか」と持ち掛け、ユカリと竹中と母親で家の内情を話し合う奇妙な関係に持ち込んだ。

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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