園都 2018年6月28日号

あるぞ! 阪神・藤浪と日ハム・中田翔「来年2月電撃トレード」

掲載日時 2017年12月27日 16時00分 [スポーツ] / 掲載号 2018年1月4日号

あるぞ! 阪神・藤浪と日ハム・中田翔「来年2月電撃トレード」

 これも「大谷ロス」の影響なのか。同級生、ライバルでもあった阪神・藤浪晋太郎(23)がトレード要員に成り下がってしまった。
 今季はプロ入り初となる二軍降格の屈辱も味わった。何よりも深刻なのは、7月3日の「危険球退場」に象徴される“ノーコン病”に冒されてしまったこと。秋季キャンプでも復活の兆しは見られなかったが、藤浪クラスの交換トレードとなれば、獲る側もそれ相応の選手を出さなければならない。その適当な交換要員がいるのだ。筆頭候補は、日本ハムの中田翔(28)である。

 藤浪が契約更改に臨んだのは、12月1日だった。今季1億6000万円から4000万円ダウン(推定)は想定の範囲内だったのか、神妙な面持ちで「今まで積み重ねてきたものが変わってしまった…」とボソリ。表情に全く覇気がなかった。
 「更改の席では、単にダウン提示を受けただけではありません。“エースの特権”も剥奪されました。来春のキャンプでは苦労すると思いますよ」(球界関係者)

 これまではマイペース調整が許されていた。「開幕に標準を合わせればいい」と、公式戦初登板の日から逆算してオープン戦も投げてきたが、来春は違う。
 「一軍当落のボーダーライン上の他の若手と同様、キャンプ後半までに結果を出せなければ、二軍落ちも覚悟しろ、と。契約更改した12月時点では『先発ローテーション入りを予定している投手』ではなく、候補の1人に落ちたことを自覚させられたようです」(同)

 復活までに許された時間は、2月までだ。キャンプ後半までに結果を残せなかった場合、「年俸1億2000万円の二軍投手」が出来上がってしまう。費用対効果を考えれば、完全なリストラ要員だ。
 それでも、藤浪の放出は考えにくい。
 「阪神は金本知憲監督(49)がもっとも欲しがっていた年間30発強が期待できる大砲の獲得に成功しました。前韓国ハンファのウィリン・ロサリオです。それと、あまり騒がれていませんが、すでに獲得を発表している台湾の若き左腕・呂彦青(ル・イェンチン)。彼はドラフト1位に匹敵します。何が言いたいかというと、阪神は優勝候補の一角になったんです」(在阪記者)

 藤浪が復調しなくても、先発ローテーションは成り立つわけだ。優勝を狙うチームにおいて、個人の復調のために負け覚悟で試合に臨むことは許されない。
 「藤浪に対しては『環境を変えてやるべき』との意見も出始めました。ノーコン病を直すための技術指導は終わっています。それでもダメなのは、やはり精神面に原因があるのでしょう」(同)

 その原因だが、ちょっと過激な意見も聞こえてくる。「金本監督と合わないのではないか?」というものだ。
 「藤浪は頭のいい投手です。練習メニュー表を見るだけで、どういう目的でこの練習が行われるのか、その結果が実戦でどう表れるか、を考えています。スイング回数や走り込み、ウエートトレーニングなど『根性野球』には適さないタイプです」(前出・球界関係者)
 確かに、藤浪の不振は、金本監督の就任した'16年に始まったが…。

 一方の日本ハムも、今季不振に喘いだ主砲・中田翔の復活を待つつもりはない。

 「球団は、国内FA権を取得した中田が残留するとは思っていなかったようですね」(取材記者)
 中田の今季の成績は打率2割1分6厘、本塁打16本。レギュラーに定着した'11年以来の自己ワーストで、8000万円もの減俸を飲み込んでの残留だった。

 残った理由は「この成績ではFA宣言しても買い手が付かないから」(同)とされるが、日ハムはドライな球団だ。過去、FA宣言した功労者を追いかけなかったのもそのチーム方針によるもので、中田がギリギリまで移籍を考えたのは、先輩たちのそんな晩節を見てきたからである。
 「栗山英樹監督(56)は、中田の蘇生法として、2番固定論を明かしました。ただ、怪物ルーキー・清宮が入ったことで、扱いにくくなったのは確か」(同)

 栗山監督は温情派だ。中田を思っての発言だろうが、こんな見方もされている。
 「日ハムでは、監督が知らないところでトレードがまとまることも珍しくありません。一例が、'13年1月の糸井嘉男放出です。栗山監督があえて中田の名前を出したのは、フロントに向けた“放出しないでくれ”というメッセージでは?」(同)

 藤浪の行き先が埼玉・所沢になる可能性もある。西武球団では、今季後半、4番に固定された山川穂高(26)が低評価に激怒し、7年ぶりの契約保留者となってしまった。2度目の交渉で判は押したが、7年ぶりの保留者というのが意味深い。
 「西武はカネでモメる選手が大嫌い。7年前にモメた涌井秀章、片岡治大はFAとはいえ、退団に追い込まれたようなもの。主力ですら容赦しません」(関係者)

 交換要員に問題はない。古くは江夏豊、田淵幸一を出してきた阪神、ドライチを出すことに抵抗はない。
 復活の執行猶予が切れる2月、V候補となった阪神に激震が走りそうだ。

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