菜乃花 2018年10月04日号

安倍政権続投に有無も言わせぬ麻生財務相のえげつない「おねだり」

掲載日時 2018年05月22日 08時00分 [政治]

 森友学園問題、加計学園問題、自衛隊の日報問題、そして財務次官のセクハラと安倍政権に対する国民やメディアからの信頼を裏切った形の安倍政権だが、そんな中、強気の発言が山崎拓元副総裁からでた。山崎氏は5月15日、都内で講演し、9月の党総裁選について「まだ内閣支持率は高い。3選は可能だ」との認識を示したのだ。
 それに呼応するかのように、自民党関係者からは「加計学園の獣医学部新設を巡る疑惑についても、野党は追及しきれない。秋の自民党総裁選での安倍首相3選の気配は濃厚になってきた」との声が大きくなってきている。

 そうした中、5月8日夜、安倍首相が麻生太郎財務相と都内で約2時間にわたり会食。その内容について永田町界隈では様々な憶測が流れているという。
 「サシでの会食が行われたのは、2人がよく訪れるフランス料理店。しかし、くつろげる場とは裏腹に、かなりエグイものだったようだ」
 とは、麻生派関係者だ。

 安倍首相の3選へ向けては、自身の細田派、二階派、そして麻生派の主要3派が、表向き首相支持を打ち出しており、国会議員票では他候補が出たとしても勝てる状況だ。
 「首相としては、これに竹下派と岸田派、さらに無派閥も可能な限り取り込み、圧勝まで持っていきたい。地方票対策では、すでに大阪都構想の反対表明、来日した中国の李克強首相の北海道訪問に同行してアピールするなど着々。会食の内容は、麻生氏による支持の念押しといったところだろう」(自民党関係者)

 加えて、財務省に絡んでは、昨今しきりに話題に上る解体に関してや、3選後の最大のテーマとなる消費税増税にも話が及んだという。
 「相次ぐ疑惑の主役となった財務省については、国民の納得を得るためにも看板を代え、歳入庁などの新名称にして印象を一新させることで一致したとの話もある。さらに消費税増税については、首相が10%へのアップの先延ばしを強く主張、これについても麻生氏は、渋々だが了承したという」(前出・麻生派関係者)

 しかし麻生氏が、それでなおかつタダで3選支持を約束するはずなどないという。
 「自分が抜ければ安倍政権がグラつくことから、辞任する気はサラサラない麻生氏だが、すでに安倍3選後のポストを目論んでおり、会食でも暗に示したという。それは副総理兼外相とされ、さらに現外相で麻生派の河野太郎氏を官房長官、同じく麻生派で首相とはお友達の甘利明氏を財務省に代わるカネどころに就かせるというもの。これらは、重要ポストを麻生派で占めると同時に、先々の“河野首相”体制を見据えた麻生氏の院政が見え隠れしています」(全国紙政治部記者)

 麻生氏のえげつない「おねだり」に安倍首相がどう対応するか動向に注目だ。

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