葉加瀬マイ 2018年11月29日号

SEXで骨抜きにされた独身男と恋多きシングルマザーの“夫婦研修”(3)

掲載日時 2015年11月15日 23時00分 [官能] / 掲載号 2015年11月19日号

 事件当日、荒井は美鈴が帰宅する時間を狙って、アパートの下で待ち続けた。午後6時、美鈴が子供を連れて帰宅。玄関ドアを開けて部屋に入ろうとしたところで、ナイフを片手に「オイ!」と声を掛けた。
 「ギャーッ!!」
 美鈴は仰天し、思わず悲鳴を上げた。玄関前に座り込んだので、美鈴を押し込むようにして中に入った。

 「今日という今日は逃がさんぞ。お前がなぜオレと別れたのかも知っている。だけど、それは息子のことを考えていない行為じゃないのか?」
 荒井は父親になるのは自分しかないこと、バツイチの女をオモチャにしようとする男はウヨウヨいること、うわべだけの優しさに騙されたら不幸になることなどを熱心に話した。
 「分かったわ。私が間違ってたわ。ごめんなさい…」
 「分かりゃいいんだよ」

 その夜、荒井は久々に美鈴の手料理を味わい、子供と遊び、夜は美鈴とセックスした。荒井がディープキスを求めると、ウフン、ウフンと吐息交じりに美鈴も舌を絡ませる。美鈴の乳房を揉みしだきながら、下半身は濃厚なフェラチオを受ける。やがて美鈴は騎乗位になって真下から荒井の律動を受け、「ああーん、イクー」と嬌声を上げ、荒井は尿道が破裂するような快感に痺れながら、煮えたぎる白濁液を子宮の奥に噴射させたのだった。
 「お前はオレの女だ。オレだけのものだ。いいな!」
 「ハイ…」
 その途中で、荒井がコンビニに買い物に行っても、また同じように部屋に入れてくれた。荒井は朝まで美鈴を抱いて眠り、大満足で自宅に戻って行った。

 ところが3日後、またも警察がやってきた。容疑は銃刀法違反と暴力行為法違反。荒井は「なぜだ、美鈴をここへ呼んで来い!」と絶叫した。だが、担当弁護士から美鈴の被害調書の内容を知らされ、ようやく自分が美鈴から愛想を尽かされることになった理由を知った。
 〈彼は私に“お母さん”の役割を望んでいるのです。同棲中、どれだけ私が疲れて帰ってきても、炊事、洗濯、掃除を手伝ってくれたことはありません。そのくせ私の行動を干渉し、常に自分の思い通りに動かないと怒るのです。息子にも同じような態度で接触し、これでは父親になれないと思いました。彼は自分の幸福は私の幸福だと思い込んでいるのです〉

 荒井はがくぜんとして自分の容疑を認めた。それと同時に自分があまりにも一方的だったことにようやく気付いた。荒井は美鈴に引っ越し費用、休業補償、慰謝料合わせて120万円の損害賠償を支払って示談したが、田舎町なので事件は知れ渡り、親族一同が引きこもりになるほどの打撃を受けた。
 荒井自身はしょげかえり、公判で次のように述べた。
 「女は怖い…。次に付き合う女性とは、今回のことを教訓にするつもりですが、もう当分の間、恋愛はしたくありません」
(文中の登場人物はすべて仮名です)

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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