紗綾 2019年8月1日号

まさかの炭谷残留でポジションがない! 打撃はレギュラーレベルの西武・森友哉

掲載日時 2015年02月07日 15時00分 [スポーツ]

 埼玉西武ライオンズの森友哉(19)がプロ2年目で一軍キャンプメンバー入りした。昨季、森は高卒新人ながら、3戦連続本塁打でファンの度肝を抜いた大型捕手候補。将来の四番候補でもあるが、田辺徳雄監督(48)はその起用法を決めかねているようだ。
 「FA退団が確実視されていた正捕手の炭谷銀仁朗(27)が、一転して西武残留を選択しました。炭谷が退団したら、捕手として課題は多いものの、森を試合に出しながら育てていくと目されていました」(スポーツ紙記者)

 炭谷が西武残留を決めた理由は森にある。炭谷が「森の捕手能力なら、正捕手の座を奪われることはない」と判断したからだ。
 「2013〜14年オフに炭谷は減給査定を食らいました。14年シーズン中にFA権を取得するのはわかっていましたが、西武フロントは厳しく、マイナスの評価を下しました。当然、炭谷は面白くない。正捕手不在に泣く中日が獲得に乗り出すとされ、炭谷のFA退団は規定路線のように捉えられていました」(同)

 森はルーキーイヤーの昨季、24試合に捕手で起用された。しかし、それはシーズン終盤であり、首脳陣がAクラス浮上は不可能と判断してのこと。だったら、森を勉強させてやろうと思っただけだ。結果、捕手としてはまだまだ勉強不足ということが明らかになった。
 「打者としての素質、将来性を考えると、一日も早く試合に出すべき」(プロ野球解説者)

 打者の森を高く評価する声は少なくない。しかし、守るところがないのだ。
 「一塁かDH(指名打者)をやらせろって? そこは中村剛也とメヒアの定位置です。この二人は昨季本塁打王のタイトルを分け合った選手。どちらかだけを外すことはできない」(前出記者)

 しかし、一塁手とDHの定員オーバーは建前にすぎない。森がそのどちらかを掴み取る可能性はゼロどころか、むしろ大いにあると言っていい。
 そもそも、西武は14〜15年オフの補強ポイントとして正三塁手候補を探していた。FA宣言した前日本ハムの小谷野栄一(34)、アスレチックス2Aの中島裕之(32)の獲得に乗り出したが、ともにオリックスとの争奪戦に敗れている。現時点では新外国人選手を起用する予定だが、同時に「メヒアが2年連続で活躍できるのか」といった不安の声や、「故障続きの中村はフル出場できない」という考え方もある。森は、一塁、DHの控え選手一番手でもあるのだ。
 「捕手の森との相性のよさをアピールしているのは、相内誠(20=登録名は誠)などの若手投手たち。しかし、炭谷のような臨機応変のリードはできませんし、配球面が課題です。年長の投手たちも森にいろいろと教えていますが…」(前出解説者)

 炭谷も森にアドバイスする場面があるという。プロの世界で先輩がアドバイスするということは、「コイツには絶対抜かれない」と見下されているのも同じ。炭谷は、捕手の能力で森に負けているところなどないと思っているはずだ。
 森は、プロで捕手としてやっていきたいのであれば、首脳陣が起用法で迷っているいまだからこそ、バットで炭谷に圧倒的な差を付け、マスクを奪い取る必要がある。

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