菜乃花 2018年10月04日号

勃発! 「鳩邦の乱」に隠された小沢&谷垣の陰謀(1)

掲載日時 2010年03月25日 00時00分 [政治] / 掲載号 2010年4月8日号

 よもや、こんな騒動が巻き起こるとは、誰が予想し得たことだろう。
 与謝野馨と舛添要一両氏の「新党への動き」を封殺するように、突如勃発した「鳩邦の乱」。これに政界は大わらわだが、騒動の張本人である鳩山邦夫元総務相が、離党→政界の孤児化するにつれ、驚愕の事実が判明しだしている。

 実は騒動勃発の裏には、谷垣禎一総裁をはじめとする“没落”自民党執行部の「老獪な陰謀」が渦巻いていたのである。
 そもそも全く動きを見せなかった邦夫氏が、突如「離党」と「新党結成」に踏み切ったのは3月16日。永田町記者らは、この豹変ぶりにあ然としたが、騒動の、“火種”はすでにその前から党内に燻っていたのだ。

 全国紙政治部記者が言う。
 「現在、自民党は鳩山総理が母親から貰っていた政治資金の追及が、政権奪取最大の“試金石”になると見ている。その『鳩山マネー』をさらに追及するために、実はある作戦が進行していたのです。それが3月末に開かれる総理の元秘書(=勝場啓二被告)の初公判に合わせた鳩山兄弟の証人喚問と参考人招致。この実現のために執行部は、鳩邦に参考人招致に応じるよう働きかけていたのです」

 こうした準備が進んでいたことは、後に田野瀬良太郎総務会長も会見で認めたほど。しかも、当初は「邦夫氏も、これに応じる構えを見せていた」(同)というのである。
 それがなぜ、突如、新党構想へ踏み切ることとなったのか。理由は2つあると言われている。その最たるものが、離党前の週に高まりだした邦夫氏“追い落とし”の動きだ。

 自民党関係者がこう明かす。
 「実は、年明けから鳩山総理と小沢幹事長の『政治とカネ問題』を追及していた西田昌司参院議員が、政治倫理審査会に邦夫氏を引っ張り出すことを提案。『その証言を武器にして総理を追い落とすべきだ!』と主張し始めた。これには誰もが納得したが、返す刀で『場合によっては泣いて馬謖を斬ることも必要』と進言。不都合ができた場合は、『邦夫氏を議員辞職させなければならない』と言いだしたのです。これに執行部が同調する姿勢を見せ始め、邦夫氏が窮地に陥りだしたというわけです」

 この関係者によれば、「それでも邦夫氏は兄と刺し違えてでも、全てを暴露する覚悟を固めていた」という。だが、それを一変させたのが、2つ目の理由となる谷垣執行部の“裏切り行為”だったのだ。

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