菜乃花 2018年10月04日号

新党大地・鈴木宗男代表もソッポで早くもドロ船状態の民主・維新新党

掲載日時 2016年03月09日 10時00分 [政治] / 掲載号 2016年3月17日号

 巨大与党の自民党にどう対抗するか。以前から話し合いが進められていた民主党と維新の党による新党構想は、岡田克也民主党代表と松野頼久維新の党代表間で2月26日、3月中の合流でようやく合意に達した。しかし、新党結成前から両党関係者の間から聞こえてくるのはタメ息ばかりだ。
 実際、結党前世論調査(2月20〜21日、産経新聞とFNNの合同世論調査)では、「期待しない」が63.1%となり、「期待する」の32.5%を大きく上回る始末。

  加えてその“ダメ新党”に追い打ちをかけるような事態も起きた。
「岡田代表と松野代表が新党合意書を交わした、まさにその日、冷水を浴びせるように民主党の牙城でもある北海道の比例1位当選の鈴木貴子衆院議員が離党届を出すという、“貴子ショック”が襲ったのです」(政治部記者)

 貴子氏といえば、新党大地代表、鈴木宗男氏の娘。離党理由は、4月の北海道5区補選や夏の参院選で、共産党との連携を模索しているためだという。
 「しかし、それは表向きの話。そもそも共産党と宗男氏は以前から相容れませんからね。貴子氏も、北方領土問題では共産党の“全千島列島返還”は非現実的と指弾している。では、本当の離党理由は何か。自民党は補選や参院選で北海道で約40万〜50万票を持つ新党大地の宗男氏と極秘会談を続け、熱烈な協力を求めていた。その結果として、貴子氏の処遇も含め双方の思惑が一致したのです。つまり民主党は、仮に維新と一緒になっても先は見えたと、宗男氏から“三行半(みくだりはん)”を突き付けられたのです」(同)

 出鼻をくじかれたような“世論調査結果”と“貴子ショック”にもめげず、新党結成後、今度は野党5党で参院選の協力に向けた協議を本格化させるという。しかし、夏の参院選比例代表の投票先でも、野党5党は与党の計45.7%に対し計26.3%(前出・世論調査)にとどまり、やはり状況は厳しい。
 「要は、有権者にすれば今の民主党、維新は米大統領選のトランプ氏やサンダース上院議員のような斬新さも悪役もおらず、すでに泥船状態。岡田氏も松野氏も役不足。今回の合流に松井大阪知事の『ニセモノ(維新)が吸収されてよかった』とのコメントが言い得て妙です」(同)

 有権者は看板を変えただけでは、もはや商品を買わないのだ。

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