菜乃花 2018年10月04日号

アイドルに手を出したファンを恐喝! 300万円を脅し取った芸能プロ社長(1)

掲載日時 2017年03月11日 23時00分 [事件] / 掲載号 2017年3月16日号

 問題の地下アイドルグループが結成されたのは事件の約1年前のことだった。
 被害者となる江上亮(27)は、このグループの初期の頃からのファンで、特に最年少のユミ(16)がお気に入りだった。何度もイベントなどに顔を出すうちに顔見知りとなり、LINEを交換することに成功した。
 「やった、やったぞ!」
 江上は、友人でもう1人の被害者である岡田卓也(27)に自慢げに話した。岡田は同じグループのマキ(18)のファンだった。

 「いいなぁ、オレもマキちゃんの連絡先が知りたい。なぁ、頼むよ。オレにもマキちゃんと話ができる機会を作ってくれないか?」
 江上がユミにその件を持ち掛けると、「いいよ。それなら2対2で会おうか」という快諾をもらった。岡田はそれこそ飛び上がらんばかりに喜んだ。
 4人はライブ後に合流。アミューズメント施設に遊びに行き、アイドルとのデートという夢のような時間を楽しんだ。岡田はマキとLINEを交換し、それから個人的な交際が始まった。

 ところが、そのことがわずか2日後に運営会社社長の広川敦史(35)にバレてしまった。
 「ビジネスの邪魔して何してくれるんだ。どう落とし前をつけるんだ?」
 江上は事務所に呼び出された。反社会的勢力との結び付きも強いと噂される社長だ。「今すぐユミの連絡先を消せば許してやる」と言われ、従うしかなかった。

 もちろん、岡田もタダでは済まなかった。同じく事務所に呼び出され、「誓約書」と書かれた携帯画面を見せられ、「この通り書き写せ」と命じられた。
 《私、岡田卓也は貴社に対し、業務妨害及び所属タレントに連絡先を聞くなど、迷惑行為となることを一切いたしませんことをここに約束いたします》

 社長の広川は言った。
 「あんまり勝手なことされると困るんだ。オレと一緒にやっとるブレーンにもいろんな職種の人がおるもんで。それを忘れるなよ」

 だが、それぐらいのことで熱が冷めるようなアイドルオタクたちではない。千載一遇のチャンスを逃してなるものかと再び連絡を取り合っていたところ、またしても社長の広川にバレてしまった。どうも、広川はアイドルたちから携帯を取り上げて、中身をチェックしているらしい。江上はライブを見に行ったとき広川に声を掛けられ、会場の外へ連れ出された。
 「お前、約束破ったな。オレをナメとんのか。生半可な生き方してないからヤクザとはレベルが違うぞ。お前の人生を終わらせるぐらい簡単だ」

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

事件新着記事

» もっと見る

アイドルに手を出したファンを恐喝! 300万円を脅し取った芸能プロ社長(1)

Close

マダムとおしゃべり館

▲ PAGE TOP