菜乃花 2018年10月04日号

暴き出された8年前の悪事… 会社社長のアナル凌辱レイプ(3)

掲載日時 2017年01月30日 23時00分 [事件] / 掲載号 2017年2月2日号

 コトが終わると、男は言った。
 「警察に言うのか」
 「言うわけない…。でも、病院には行かせて」
 「何て言うつもりだ?」
 「男とケンカして、自分でやったって言うから…」
 「このことを警察にしゃべったら、写真を近所中にバラまくからな!」

 男はようやく出て行ったが、それでもしばらく動けなかった。近隣に住む、いとこ一家に助けを求め、救急車を呼んでもらった。駆け付けた救急隊員は傷の深さに驚き、救急搬送するとともに警察に通報した。
 祐子さんは緊急手術を受けたが、指が曲がらなくなる後遺症が残った。警察は現場に残された指紋や精液を調べたが、前科前歴者に該当者はいなかった。

 一方、北尾は二度とその場所に近付かないようになり、結局は会社もたたんで同業他社に転職した。しばらくは警察が来ることを恐れていたが、そのことを考えると自分がダメになりそうだったので、仕事に打ち込んだ。新しい会社でリーダー的存在となり、取引先からも腕のいい技術者として信用されるようになった。
 ところが、北尾が事件を起こした地域は約20年前に女子高生失踪事件が発生し、毎年その時期になると、警察や家族らがビラ配布して情報提供を呼び掛けることで有名だった。犯人逮捕は地元の悲願で、そのことは北尾もよく知っていた。その関連で警察官が北尾のもとにやって来たのは、事件から8年後のことだった。

 「当時、住民登録していた方全員に協力を求めているんです。髪の毛か唾液を提供してもらえませんか?」
 「ああ、構いませんよ」
 北尾は口腔内を拭った綿棒を提出した。これが強姦事件の決定的な証拠となった。警察は捜査を進め、窓枠に残っていた指紋が北尾のものと一致したことから犯人と断定。8年越しに強盗強姦容疑で逮捕した。

 北尾は面食らって最初は否定したが、動かぬ証拠を突き付けられて観念した。
 「当時、借金でノイローゼ気味だった。妻ともうまくいかず、セックスに飢えていた。被害者の言う通りだと思うが、詳細は覚えていない。事件を忘れようとしていた」
 北尾は「被害者の手に生活に支障をきたすほどの後遺症を負わせた。同種の事案の中でもかなり重い」と断罪され、懲役12年を言い渡された。

 現在のDNA鑑定は460兆3651億3675万人に1人の割合で個人を特定できるという。一度でもレイプを実行した犯人は、枕を高くしては寝られない。
(文中の登場人物はすべて仮名です)

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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