森咲智美 2018年11月22日号

話題の1冊 著者インタビュー 橋本テツヤ 『迷いを断つ諺 座右の銘として恋愛・仕事・暮らしに活かす!』 KADOKAWA 680円(本体価格)

掲載日時 2017年04月09日 18時00分 [エンタメ] / 掲載号 2017年4月13日号

 ――本書は、役に立つことわざと解説が分かりやすく書かれています。

 橋本 日本のことわざは、江戸時代に庶民の間で生まれたと言われ、口から口へと伝承されてきました。庶民の本心や、実体験から生まれたからこそ現代の我々も納得できる。その魅力は、真理が見えることです。
 日本には5000〜8000近くのことわざがあります。欧米から入ってきたものを加えると1万を超えます。今回は、その中から197を厳選し、「恋愛・結婚」「仕事・お金」「社会・対人関係」「健康」「食生活」に分類し、身近な話題に例えながら解説しています。

 ――橋本さんご自身が普段から痛感していることわざはありますか?

 橋本 「それにつけても金のほしさよ」です。人間は心の中で「金がほしいな」「金があればいい車に乗ったり、いい物を食べられるのに」と嘆いている。そんなときにこの言葉を心の中で思い浮かべれば、それ以上、欲が深まらず、気持ちもスッキリしますね。

 ――実話読者にぜひ覚えて欲しいことわざは?

 橋本 よく知られた「急がば回れ」ですね。急ぐときは遠回りをし、安全な道を選んだ方が、早く目的地に到着するという意味。人間は欲深いもので、手っ取り早く金がほしいな、と思ってしまう。それで株やFXに手を出して大損する人もいる。急いで金もうけはできないから、ゆっくりと考えて安全なものを選び、金もうけしなさいということ。
 結婚している方には「悋気も少しは愛想」ですね。夫婦生活が冷めてきたときには焼きもちを焼くと元に戻るという意味。長年連れ添えば、夫婦仲が悪くなることもあります。そんなときに「最近きれいになったんじゃない?」と奥さんに言えば、「この人はまだ私のことを見てくれている」と思うもの。
 逆に、どうでもいいような態度を取れば、奥さんも旦那さんのことを気に掛けなくなってしまう。だから、多少の焼きもちは必要なんです。

 ――本書を読んで、何を感じてほしいですか?

 橋本 これまでの人生をどんな風に歩んできたか、一度見直してほしいですね。人生でなくても、今日1日を振り返って、どんな人と話したとかね。例えば、飲み屋でペラペラと喋り、酒の勢いで全員分を払ってしまったとする。それを振り返り、この本をめくって「口と財布は締めるが得」という言葉を見れば、明日への戒めにもなる。
 1日を振り返るときに、この本をめくれば人生のヒントが隠されているかもし知れません。
(聞き手/本多カツヒロ)

橋本テツヤ(はしもと・てつや)
慶應義塾大学卒業。ジャーナリスト、コラムニスト、作詞家、心理カウンセラー、肥満予防健康管理士。全国で講演活動も精力的に行っている。

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