和地つかさ 2018年9月27日号

いまに語り継がれる秘密の儀式 にっぽん古今東西「盆の性交風習」(3)

掲載日時 2017年08月17日 21時00分 [エンタメ] / 掲載号 2017年8月24・31日号

 古来より、「夜這い」が風習となるなど、現代以上に性的にオープンだった日本。例えば、お祭りのあった日の晩は無礼講で、そこら中でセックスが展開する地域も数多くあったそうだ。
 ところが、戦後はこうした風習は一気に消えてしまうのだが、完全に絶滅したわけではない。中には細々と風習を残す地域もある。
 「今は若い独身の男女限定になっているけど、お祭り最終日の晩のヤリコン(SEXありの合コン)みたいな内輪のイベントはあった。地元のオジさんに聞いたら、100年くらい前までは乱交祭りみたいになっていて、それが現代風に改まって残っているらしいよ」

 自身が経験した風習について語るのは、東北地方の某所在住の運送業、宇山要次さん(仮名・28歳)。独身だった20代前半は、毎年、この風習に参加するのを楽しみにしていたそうだ。
 「メンバーは祭りに参加した独身のみ。ただ、恋人がいる関係で参加しないヤツもいるので、集まるのはだいたい10人前後。最初は普通に打ち上げ的に飲んで、イチャイチャしだして、そのままHって流れ。男女比もバラバラで、みんな同じ部屋でヤルので、AVみたいに3P、4Pも当たり前。一度、男4人対女5人の年があって逆3Pになったけど、アレは最高だった!」

 中には、この風習がきっかけで交際に発展し、そのままゴールインするケースもあったため、「ただのエロ風習じゃない」と、宇山さんは力説する。
 「まあ、Hから始まる恋もあるってこと。それに爺さんに聞いた話だと、昔は嫁探しの目的もあったらしく、気に入った女と後日、正式にお見合いして、結婚した例もあったみたい。セックスの相性でどうするか決めるわけだから、ある意味、かなり合理的(笑)」

 とはいえ、参加者でもこれが風習だと正しく認識している者は少ないとか。
 「“祭りの晩に行われるエロいイベント”くらいの認識だと思う。けど、ウチらの地元は田舎だから、中学、高校のうちからヤリまくってる男女も多い。そういう環境が影響して、乱交的な風習にも抵抗が少ないんだと思う。参加女子も中学の同級生や後輩だったりして最初は微妙に気まずいけど、途中からはそれが逆に興奮したりするので(笑)」

 嫁探しの側面があったとはいえ、その本質は、楽しみの乏しい田舎の数少ない娯楽になっていたようだ。

関連タグ:盆の性交風習

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