菜乃花 2018年10月04日号

豪雨で事件が発覚! 白骨死体で見つかった行方不明の女子高生(1)

掲載日時 2017年03月25日 23時00分 [事件] / 掲載号 2017年3月30日号

 事件発覚の半年前――。
 「お義父さん、オレの子供のことを頼みます」
 「子供? 何の話だ? どうしたというんだ?」
 「オレの彼女が、実家に監禁されて会えなくなったんです…」
 「それでなぜ、私が子供の面倒を見ることになるんだ。お前、何かしたのか?」
 「いいえ…」
 こんな“支離滅裂”な電話を泣きながらしてきた松本健(29)は妻の連れ子で、義父にとっては血のつながりはない。それどころか、結婚して家を出て行ってからは何の連絡もなかった。
 「あいつ、変だぞ。何か警察沙汰になるようなことをやったんじゃないのか?」
 「あの子は離婚後に若い彼女ができて、仲良く暮らしてるって聞いてたのに…」
 両親もその理由はさっぱり分からなかった。それが思いも寄らないことから露見することになる。

 それから半年後、大雨による災害で川が決壊したというニュースが流れ、その近くにセカンドハウスとして残してある“元実家”があったため、様子を見に行ったところ、裏庭の杉林で土からむき出しになった白骨死体を発見したのだ。
 最初はそれが人の骨だとは思わず、ズルズルと地中から引っ張って大腿骨だと気付いた。それを覆っていた布をどけたところ、Tシャツとブラジャーとパンティーを装着した女性であることが分かったのだ。
 義父は慌てて近くの駐在所に駆け込んだ。警察の調べで、その遺体は松本が付き合っていた元女子高生の清水陽菜さん(16)であることが分かった。
 「このことだったのか…」
 半年前の電話と結び付いた瞬間だった。

 実は、松本がいつかこのような事件を起こすのではないかと、周囲は懸念していた。なぜなら、陽菜さんは何度もDVで警察に相談していたからだ。
 松本と陽菜さんは1年前、サイトを利用している人の位置検索ができる機能の付いた出会い系アプリで知り合った。当時、陽菜さんは現役高校生。松本は結婚していたが、別居中で一人暮らしをしていた。
 陽菜さんは幼い頃に両親が離婚し、施設で育てられた過去があり、同じような境遇で育った松本と意気投合。松本と付き合うことになり、1カ月後には高校も辞めてしまった。
 その直後に松本も妻と離婚。2人は新生活を始めようと遠方にある会社の寮に一緒に入居することを決め、地元を離れて同棲生活を開始した。

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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