彩川ひなの 2018年7月5日号

女子アナたちが落胆した民放キー局「共同五輪CM」中止

掲載日時 2017年12月15日 15時00分 [社会] / 掲載号 2017年12月21日号

 毎回恒例となっている民放キー局による五輪担当女子アナの共同CMが、平昌五輪で見送られることが正式決定したという。
 「業界関係者が注目する一大行事だったのですが、民放連の会議で内々に決まったようです。当然、女子アナの誰もが、共同CMに出演するのを楽しみにしていたんです。なんか寂しいですね」(キー局編成マン)

 業界関係者や女子アナらが注目する理由は至極明快だ。CMのPR大使に起用される女子アナは、いわば局の顔。各局、一押しの女子アナが判明するからだ。
 「五輪CMは正統派アナの登竜門といってもいい。出演後にはバラエティーだけでなく報道&情報系などのMCに抜擢されるんです。しかも、元五輪PR大使からフリーになる局アナはあまりいないというのも特色ですね」(編成関係者)

 それにしてもなぜ、民放連は平昌五輪の共同CMを見送ることを決意したのか? 一番の理由は、各テレビ局が負担する制作費だという。キー局は最低でも1社1億円。テレ東はローカルということで5000万円の分担金を負担しなければならないのだ。
 「昨今の不景気とスポンサーのテレビ離れが深刻で、これだけの制作費を余裕で出せるのはテレビ朝日と日本テレビだけという状態なんです」(キー局編成担当)

 さらに、開催国・韓国の国内情勢も大きく影響している。そもそも韓国国内で平昌五輪は盛り上がっていないというのだ。
 「五輪開催まで100日を切ったと言うのに、北朝鮮のミサイル問題などが山積し、国民の関心が五輪に向いていないんです」(事情通)

 当然、日本国内でも大した話題にもなっていないのが現状だ。
 「視聴率的にも関心があるのはフィギュアスケートくらい。民放キー局はリスクが大きいと判断したんです。五輪中継の放送権料に加えて、共同CMの制作費となると割が合わない。だから今回は見送ったんです」(キー局編成関係者)

 東京五輪では、ぜひとも共同CMの復活を望みたいところ…。

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