葉加瀬マイ 2018年11月29日号

高速道SAで多発する車中泊女性のレイプ事件(2)

掲載日時 2012年06月27日 16時00分 [事件] / 掲載号 2012年6月28日号

 さらに、長距離ドライバーを相手にする“売春婦”が出没するという話も絶えない。
 「つまり、純粋な旅行であっても、一人SAにいる女性は、自らターゲットになる危険性を高めているということなんです」(同)

 都内のメーカーに勤めるI子さん(27歳)もその一人で、昨年の夏に北陸を車で移動する一人旅を決行。深夜にトイレ休憩でSAに入ったときのことだ。
 「自販機しかない小さなSAで、車もほとんどなかったんです。怖いなぁ〜と思いながらトイレから出てくると、いつの間にか30代ぐらいの男が後ろからつけてきて…」

 ストーカーに怯えて足早に車に戻ろうとしたが、
 「運転席のドアを開けようとした瞬間、背後から抱きつかれたんです。怖くて足が竦みました。男は私の耳を舐めながら、胸も揉んできて、耳元で『寂しいんでしょ?』みたいなことも言ってきたんです」
 幸いにも大型トレーラーがSAに入ってきて痴漢魔は走り去ったというが、絶対絶命のピンチであったことは言うまでもない。

 さらに危ないケースもあった。告白するのは、社会人1年目の事務OL・S美さん(23歳)。
 「大学4年生のとき免許を取って、思い切って昨年の夏、レンタカーで関西の実家に帰省したんです。車中泊も流行っているから、ちょっとミーハーな気持ちもあって」

 初の長距離ドライブは緊張の連続。SAにたどり着いたときはグッタリしていた。彼女はつい助手席の鍵をかけず、眠りに落ちてしまった。そして−−。
 「突然の息苦しさに、目が覚めたら…私、口にガムテープを貼られていたんです」

 パニック状態のまま、次は強い力で体を引っ張られ、運転席から車外に放りだされていたという。そこには3人の暴走族風の若い男たちがいた。
 「周りには数台の車が停まっていましたが、どの車も車内カーテンを閉めていました。結局、誰にも気づかれないまま、私は横付けされた彼らの車に引きずりこまれていたんです。無我夢中で暴れて、なんとか自分の車に乗り移りましたが、その時は本当に怖かったです」

 前出の成田氏がこう言う。
 「いまは女性一人がSAで寝泊まりするのは普通のこと。特に最近は女性向けの売店も増えていて、非常に使いやすいんです。しかし、男の中には“SAにいる一人の女”はヤラせてくれるという勝手な誤解を持っている連中が多いんです」

 だからこそ、いつも以上に注意が必要だという。
 「ドアは全てロックして、道を尋ねられても窓を少しだけ開け、絶対乗り込ませないこと」(同)

 今夏、車中泊で一人旅を計画中の女性がいたら、アドバイスすべきだろう。

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