菜乃花 2018年10月04日号

競艇狂いのSEXフレンドに奪われた シングルマザーわずか“68万円の命”(2)

掲載日時 2016年10月02日 23時00分 [事件] / 掲載号 2016年10月6日号

 その後、2人は別のセックスパートナーができて別れることになったが、それでもトラブルにはならなかった。需要と供給がマッチしていて、離れたくても離れられない関係。お互いの新しい恋人の存在など構わずに密会を続けていた。
 「今日は勝ったから豪勢に寿司でも食おうぜ!」
 「じゃあ、金利もたっぷりってこと?」
 「当たり前じゃねえか。また元金ごと返すからな!」
 「いやん…。それじゃ、また来月から小遣い稼ぎができなくなるじゃない!」
 「だったら、金利だけでジャンプしても構わんぜ。それなら今日は援助交際ってことで、ソープ並みのサービスをしてもらおうか?」
 「いいわ、たっぷりサービスしちゃうから!」
 2人はホテルに行き、肉体関係を持ちながらも互いのセックスパートナーのことは明け透けに話していた。一度、有賀の方がパートナーと別れたこともあったが、「それなら私のバイト先の子を紹介してあげる」と言って、新しい交際相手をセッティングしたこともあった。

 2人はそれほどまでに信頼し合っていたが、それがゆがみ始めたのは、結局は借金トラブルだった。
 有賀が思うように競艇に勝てなくなり、雅美から借金を重ねた。給料を3カ月連続でスッてしまったことがあり、一気に返済額が増えた。月給28万円の有賀が返済に回せる金は、いいところ10万円が限界だったが、雅美は金利すら払えなくなった有賀をなじった。
 「子供の学費や家のローンもあるのに、アンタに金を貸してやってんのよ。何やってるのよ!」
 「だったら、もう少し玉銭を回してくれよ…」
 「それなら証文を書きなさいよ!」

 雅美は、金が払えなくなれば年金暮らしをしている有賀の母親から取り立てるという念書を書かせた。さらに有賀から給料が振り込まれる銀行のカードを預かり、そこから金利分を取って残りの金を渡すというペナルティーを課した。
 有賀としては当然、そんな金では生活できず、また雅美から新たに借金することになり、毎月金利の一部を支払うだけの自転車操業に陥った。ようやく「こんな暴利はおかしいのではないか?」と気付き、「やっぱりこんな女とは手を切って精算しよう」と考えた。

 事件直前、有賀は一気に借金を返そうとして、給料全額を競艇にぶち込んだ。しかし、ものの見事に玉砕。一文なしになった。
 「どうしようか…。このまま逃げちまおうか。うまくやり過ごそうか。いっそ強盗でもしようか。それとも…殺してしまおうか?」

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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