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歌謡(うた)のマドンナ 第12回 黒木姉妹 2人で歌う演歌のハーモニー 宮崎生まれの美人姉妹デュオ

掲載日時 2016年05月02日 16時00分 [芸能] / 掲載号 2016年5月5日号

歌謡(うた)のマドンナ 第12回 黒木姉妹 2人で歌う演歌のハーモニー 宮崎生まれの美人姉妹デュオ

 −−現在の歌謡界において大変珍しい、姉妹で歌うユニット・黒木姉妹。姉の美歌はかつて民謡日本一に輝き、妹の千春は『みやざき花の女王』(ミス宮崎)に選ばれた経歴を持つ。

 美歌「中学生の時、民謡の全国大会で、高千穂の民謡『正調刈干切唄』を歌って日本一をいただきました。歌手を目指して上京し、北島音楽事務所の研修生という形で、レッスンを受けていました」
 千春「私はもともと女優を目指していて、地元でファッションショーの出演などの活動をしている時に『みやざき花の女王』になり、1年間、宮崎のPR活動で全国を回りました。上京してからは、芸能事務所に研究生として入って演技の勉強をしていました」

 −−別々の夢を持って東京に出てきていた2人だが、ある日、美歌の周囲の関係者が『最近はこまどり姉妹やザ・ピーナッツのような存在がいないから、面白いのでは?』と、姉妹デュオの結成を提案してきたという。

 美歌「確かに芸能界で空いている席を狙った方が注目される可能性は高いわけで、私に断る理由はありませんでした。このチャンスにデビューできれば、新しい展開があるかもしれないと思いましたし…」
 千春「小さい時は姉と一緒に民謡を習っていたんですけど、その後は歌のレッスンは全然やっていませんでしたし、女優とは違う道なので戸惑いました。でも、姉の情熱に動かされて、一緒にやってみようと決心したんです。私はポップスの歌い方しか経験がなかったので、ずっと演歌をやっている姉の歌い方に合わせるのが大変でしたね」

 −−関係者の協力を得て、徳間ジャパンから『泣かんとよ』でデビュー。姉妹デュオで演歌を歌うという目新しさから注目され、NHKの歌番組『歌謡コンサート』にも出演し、新人としては好調なセールスを記録した。

 美歌「デビュー曲はよかったのですが…。2作目以降は売り上げが落ちて、4作目を出す手前で所属事務所がなくなってしまったんですよ」

 −−仕方なく自分で事務所を立ち上げたのが3年前。

 美歌「私が歌手活動と並行して事務所の代表を務めています。スケジュール管理やマネジメント全般、すべて自分でやっています。仕事を取ってくるために、いろんな会合に顔を出して、名刺を配りまくったり、知り合った方にテレビ出演のお知らせメールを送ったり。応援してくださる方が増えてきて、ステージを見た方がまた次の仕事に呼んでくださるので、本当にありがたいです。意外と独立してからの方が営業のお仕事は増えましたね」

 −−スラリとした体型と長い手足。2人の息の合った振り付けは美しくセクシーで、目を奪われる。

 美歌「私たち、身長も体形もほぼ同じなので、衣装もお揃いなら、振り付けも左右対称で踊ったりして楽しんでいただいています。歌番組ではザ・ピーナッツさんの曲を歌わせていただく機会も多いです。ただ、最近は齢のせいか、激しい動きが続くと息が切れるようになってきました(笑)」

 −−しっかり者の姉と、おっとりタイプの妹。ケンカなどはしないのだろうか?

 美歌「仲はいいですよ。でも、いったんケンカすると凄いです。ぶつかり合って、お互い言いたいことを言い合うので。昔は本当にたわいもない些細なことがきっかけで、よくケンカしてました」
 千春「2人で歌の稽古をする時も、それぞれにこだわりがあるので、稽古時間の半分以上はケンカしてたこともありました。でも、どんなに大ゲンカしても、数時間経つとケロッと仲直りしてますから。そこはさすがに姉妹だなと思います(笑)」

 −−ケンカするほど仲がいい、ということなのだろう。一緒にいると、お互いの恋愛事情もそれとなく分かったりするのだろうか?

 千春「好きな人ができたりしたら、お互いに報告し合ってますよ。そういう話題は2人の間で隠さずオープンにしています」
 美歌「妹と付き合う男性は私が見極めて、『ああいうタイプはやめた方がいいよ』と言うこともあります。まるで私が審査員みたいになってます(笑)」

 −−いい恋愛ならば歌にもいい影響を与えそうだが…。

 美歌「たとえ失恋していても、反対に幸せの絶頂にいても、プロの歌い手ならそういった感情はステージに立ったらすべてシャットアウトして、歌の世界に入り込めるようでないと。でも恋してる時って周りが見えなくなりますからね。もし、私の忠告も聞かず恋愛にハマって、歌に悪い影響が出るようだったら、妹であれクビにしますよ(笑)」

 −−ユニークなキャラクターと華やかなビジュアルは、各方面で重宝されそうだ。

 千春「バラエティー番組にぜひ2人で出たいですね。性格があまりに対照的な姉妹、という感じで司会の方に思いっきりイジられたいです(笑)」
 美歌「最近はボートレース場や競馬場でのイベントにも呼んでいただいたりしています。そうした、これまで演歌の歌手が歌ったことのない場所にどんどん進出していって、演歌・歌謡曲を広めたいですね。平成の姉妹デュオと言ったら黒木姉妹、と言われるように頑張ります!」

宮崎県西都市生まれ。'06年「泣かんとよ」で姉妹デュオとしてデビュー。
黒木美歌(くろきみか/右)=1983年8月6日生まれ。'98年、第6回少年少女民謡民舞 全国大会優勝。農林水産省認定『農業女子プロジェクトサポーターズ』としても活動中。
黒木千春(くろきちはる)=1985年3月1日生まれ。'06年、みやざき花の女王に就任。舞台女優としても活躍中。
『黒木姉妹ファーストアルバム〜姉妹の夢歌つづり〜』(徳間ジャパンコミュニケーションズ)。

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