彩川ひなの 2018年7月5日号

日本ハム 清宮加入で一大勢力に躍り出る斎藤佑派閥の旗揚げ

掲載日時 2018年01月25日 16時00分 [スポーツ] / 掲載号 2018年2月1日号

 清宮幸太郎(18)の入団で日本ハムファイターズ内に「斎藤派」が旗揚げされ、一大勢力となった。派閥のドン、斎藤佑樹(29)が米・グアムでの自主トレに出発したのは1月9日だった。
 「去年と違うのは、後輩の白村明弘(26)を同行させたことです。“復活”“崖っぷち”と騒がれるのは毎年ですが、去年はトレーナーとのマンツーマン。つまり、斎藤の周りに人が集まり始めているのは間違いありません」(スポーツ紙記者)

 昨季は優勝戦線から早々に脱落。そのため、例年よりも長い秋季練習を行った。その時も斎藤の周りには、大嶋匠(27)、有原航平(25)、石井一成(23)など早大出身の後輩はもちろん、自主トレ同行の白村(慶大出身)が加わっていたが、ほかに杉谷拳士(26=帝京高)、上原健太(23=明大)など他校出身選手まで集まっていた。
 「二軍暮らしが長引くのに、それでも腐らずに努力し続ける姿が認められたんです。昨年末、美女グループとの合コンを盗撮されましたが、そこには早大の後輩でもある有原も一緒でした」(球界関係者)

 球界では、在学中に直接の面識がなくても後輩から母校の先輩選手へ挨拶にいくのが習わしだ。その流れで出身校が同じ者同士がグループを形勢していく。清宮は「勢力拡大中の斎藤派」に吸収される可能性が高い。
 「清宮は自身が目指す選手像と現実のギャップに苦しむと思います。ソフトバンクの王貞治会長が『ホームランよりも(打)率を残すバッターになると思う』と話していました。清宮の1位指名に参加した他球団も、本塁打量産型ではなく、首位打者タイプに成長すると見ていました」(同)

 理想と現実のギャップ。斎藤もその苦しみに喘いでいる。プロスカウト陣の評価が的中した場合、清宮に的確な助言を送れるのも斎藤ということになる。
 「今季から日ハムの二軍監督は荒木大輔氏です。荒木二軍監督は早実からプロに進みました。その経歴から清宮の教育係と目されていますが、斎藤の“お目付役”としての期待の方が大きいんです。荒木二軍監督は怪我で苦しみ、そこからまた一軍に這い上がってきました。なぜ、這い上がることができたのか? スター選手のプライドを捨てたからです」(ベテラン記者)

 清宮と斎藤は今季、二軍が主戦場になる可能性もある。斎藤は自身ももがき苦しみながら、早実の後輩に生き様を教えることになるだろう。
 「斎藤は、先発ローテーション入りを目指すのなら、主力投手を休ませる谷間でしか使ってもらえません。『中継ぎも厭わず』だったら、一軍に定着できるかも。そこで結果を残せば、先発再挑戦のチャンスも出てくる」(同)

 清宮も、まずは一軍で使ってもらえなければ、首位打者タイプとされた『裏評価』を覆すことはできない。
 ゆえに、斎藤は清宮の教育係として適任かもしれない。もっとも、荒木二軍監督の教えに素直に耳を傾けられたらの話ではあるが…。

関連タグ:北海道日本ハムファイターズ 野球

スポーツ新着記事

» もっと見る

日本ハム 清宮加入で一大勢力に躍り出る斎藤佑派閥の旗揚げ

Close

▲ PAGE TOP