菜乃花 2018年10月04日号

専門医に聞け! Q&A 口臭対策

掲載日時 2018年06月24日 08時00分 [健康] / 掲載号 2018年6月28日号

 Q:職場で仕事中にいつも、午後3時頃になると口の中がネバネバしてきます。口臭がするように思え、とても気になります。仕事はデスクワークで、パソコンに熱中すると口の中が嫌な感じです。虫歯も歯周病も胃の病気もありません。何が原因でしょうか。アドバイスをお願いします。
(26歳・印刷会社勤務)

 A:口の中や胃の病気がなくても、口臭はすることがあります。健康な人でも、1日のうち口臭が強くなったり、あまりしなくなったりするものです。
 ご質問の方は、午後3時頃になると唾液の分泌が低下するのでしょう。唾液は抗菌物質が含まれていて、分泌されることで口の中が清潔に保たれ、口臭も抑えられます。
 デスクワークとのことですが、仕事で緊張すると交感神経が興奮し、副交感神経は抑制されます。唾液の分泌は副交感神経に支配されているので、仕事で交感神経優位の状態のもとでは唾液の分泌は抑えられます。
 このことも、午後3時頃の口のネバネバに関係しているのでしょう。

●原因を探し、対策を
 加えて、デスクワークのとき、悪い姿勢を続けて胃を圧迫していませんか。食後に胃が圧迫されると、消化不良で口臭がすることがあります。
 また、昼食はゆっくり摂っているでしょうか。唾液の分泌を促すためには、よく噛んで、ゆっくり食べることが必要です。さらに食後、リラックスする時間が持てているでしょうか。短い時間でも、気持ちが落ち着くと唾液の分泌は促進されます。
 この他、水分をよくとっているでしょうか。唾液の分泌のためには、水分の補給が大事です。水分は、カフェインを含んだ飲料ではなく水がベストです。カフェイン飲料は利尿作用が強いので、水分摂取をそれだけに頼ると体は脱水してしまいます。口の中がネバネバしてきたら、歯を磨いてから水を飲むとよいでしょう。
 できれば、仕事はテンションを過剰に上げず、抑制し、気を少し抜いて行うことを身に付けるとよいと思います。
 以上、口臭の原因を検討してみました。ご質問の方はきっと心当たりがあるでしょう。

山田晶氏(歯科医師)
骨盤療法(ペルピックセラピー)で著名。日本歯科大学卒業。歯科の領域から骨盤のゆがみに着目。骨盤のゆがみを自分で取る方法として、腰回しの普及に努めている。やまだ治療院顧問。

関連タグ:専門医に聞け!

健康新着記事

» もっと見る

専門医に聞け! Q&A 口臭対策

Close

マダムとおしゃべり館

▲ PAGE TOP