葉加瀬マイ 2018年11月29日号

春節を前に急増する大阪・ミナミの中国人客引き

掲載日時 2017年01月24日 14時00分 [社会] / 掲載号 2017年2月2日号

 大阪市の条例改正に伴う厳しい取り締まりで、一時は影を潜めていたミナミの飲食店の夜の客引きが、ここへ来てまた怪しい動きを見せている。場所は宗右衛門町の堺筋側エリア。
 この一帯はもともと韓国やフィリピン系の店が多かったのだが、そこへ中国系の店も幅を利かせ始め、夜な夜な路上はアジア系女性のキャッチだらけになり始めているのだ。
 「中国人女性の客引きは前からいましたが、慣れない感じでコソコソしているイメージが強かった。それが最近は、みんな堂々と声掛けをしている。おそらく一度、西成あたりの中国人居酒屋に流れた女の子が接客や客引きを覚えて、こっちに戻ってきているんでしょう」(ミナミ坂町の飲食店主)

 彼女たちはカモを見つけるや、日本人にはカタコトの日本語で、中国人には“親切な在留中国人”を装い中国語で話しかけて誘うという。その先は、もっぱらガールズバー風の居酒屋で、従業員に日本人がいる場合もある。
 「以前は店単位でキャッチしていたのに対し、複数の店の女の子がチームを組んだり、どこの店にも属さない女の子が集団を組む場合もあるようで、取り締まりの目をかわしながら客を誘っている。相手は圧倒的に外国人の方が多い。つまり同胞を食い物にしているわけです」(同)

 中国人を中心とした客引きが増えてきた背景について、ある旅行代理店社員がこう説明する。
 「最近は団体より個人の外国人観光客が増え、さらにミナミを中心に、彼ら目当ての宿泊施設がどんどん増えています。深夜に出歩くのが当たり前の外国人旅行客が増えれば、それを狙う夜の商売が増えるは当然の話」

 1月末には中国の旧正月(春節)がやって来る。
 観光客がトラブルに巻き込まれないことを祈るばかりだ。

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