わくわく地方競馬

エンタメ・2020/05/09 15:00 / 掲載号 2020年5月21日号
わくわく地方競馬

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「競走馬のふるさと」として知られる日高が本拠地の「ホッカイドウ競馬」と、明治以降の開拓・産業発展の働き手として人馬一体の歴史をルーツに持つ「ばんえい競馬」。ともに北海道遺産に認定された【北海道の馬文化】として、北海道を象徴する文化でもある。

 その2つの競馬が様々なタイアップを通して「北海道の競馬」を盛り上げていく。今年は北海道の競馬に注目していきたい。

 そのばんえい競馬では10日、『第13回カーネーションC』(BG3)が開催される。’08年にBG3の重賞レースとして新設されたが、’10年からは特別競走に格下げ。しかし、今年よりBG3に再昇格し、ヒロインズCとともに6歳以上の牝馬が出場できる数少ない重賞レースとなった。

 昨年の勝ち馬ミスタカシマと、ヒロインズCを制したアフロディーテの4歳コンビが人気を背負うだろう。そこに経験豊富な古馬が意地をみせ、食い込んでいけるか。見応えのあるレースが期待できそうだ。

 さて、川崎競馬では南関東で3歳牡馬が古馬に初めて挑む重賞『第12回川崎マイラーズ』(SⅢ)が15日、開催される。6月京成盃グランドマイラーズ、7月マイルグランプリ、8月スパーキングサマーC、そして11月のサンタアニタTへと続く南関東古馬マイラー路線は、真夏へかけて激しさを増していく。その第1戦である川崎マイラーズは、今後を占う意味でも見逃せない重要な一戦である。

 川崎マイラーズの負担重量は、素質の高い条件馬にもチャンスが広がるクラス別定。過去10年の1・2着馬の前走を調べると、前走重賞の馬の着順は【2・1・0・7】で4着以下から巻き返す馬が目立つ。

 また、特別戦の場合は【7・2・1・0】と、すべて3着以内。特にA2級以下で2着以内に好走した馬の前走は【4・0・0・0】と、すべて1着だ。

 重賞常連馬の力を信じるのか、調子のよい素質馬に期待するのか、どちらからでも狙うことができる。

 ’14年のNARグランプリ最優秀単距離馬サトノタイガー、’16年の年度代表馬ソルテは、ともにこのレースが古馬重賞初制覇となった。飛躍を期す馬たちの熱戦に、ぜひ注目したい。

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