鈴木ふみ奈 2018年11月1日号

“三億円事件”の手記は本物?真贋を巡るネット上のさまざまな指摘

掲載日時 2018年10月07日 21時02分 [エンタメ] / 提供元 リアルライブ

“三億円事件”の手記は本物?真贋を巡るネット上のさまざまな指摘

 1968年に東京都府中市で発生した三億円事件に関する、ある文章がここ数日ネット上で話題になっている。

 事の発端となったのは、小説投稿サイト『小説家になろう』に8月8日から投稿されていた『府中三億円事件を計画・実行したのは私です。』という手記。作者は「白田」という人物で、手記は9月23日に完結。「三億円事件の犯人は自分である」とし、事件の経緯と真相を明かしている。手記は、自身が息子に事件の真相を打ち明けたことが執筆のきっかけだといい、息子に説得されて真実を明らかにする決意を固めたとつづっていた。

 公開から徐々にネット上で話題になっていたが、手記が完結した後にはネットニュースなどでも取り上げられ、手記の存在が広く知られるように。その真偽をめぐってさまざまな議論が交わされている。手記では、公開されていない情報として「警察手帳を犯行現場に置いてきた」とあった。手記を“真実”と考えるネットユーザーからは、「公開されない情報知ってるってことは本物の可能性ある!」「描写がリアルすぎて本当としか思えない」と判断。「たとえニセモノだとしても文章でこれだけ読ませるのはすごい」と絶賛する声が噴出した。

 しかし、“偽物”と考えるネットユーザーからは、「小説風っていうところに現実味を感じられない」「文体が若すぎて団塊世代の人とは思えない」「会話も若くてラノベっぽいな。創作としか思えない」といった指摘が相次いでいるほか、「ただワナビ(小説家志望者)が話題を作りたかっただけじゃないか?」という声もある。

 時効が成立した今は、警察による捜査も行われず、真相を解明する手立てはない。ただ、三億円事件は今でも小説や映画、ドラマでも多く扱われ、未解決事件の中でも最も注目後が高い事件のひとつ。時効成立以来、何人もの“自称犯人”が現れたとはいえ、クオリティの高い文章は多くのネットユーザーにロマンを与えたようだ。

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