葉加瀬マイ 2018年11月29日号

LiLICoオススメ「肉食シネマ」 あの「ノーマ」が東京に来ていたなんて! 『ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た』

掲載日時 2016年12月19日 16時00分 [エンタメ] / 掲載号 2016年12月22日号

LiLICoオススメ「肉食シネマ」 あの「ノーマ」が東京に来ていたなんて! 『ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た』

 お仕事お疲れ様です。
 以前、世界一のレストラン『ノーマ』について書いたことがありましたが、そのレストランが我が日本に来たのをご存知ですか?
 正直、私はいつも“行きつけ”の店に行くタイプ。新しいお店を探しに行きたい気持ちはありますが、やはり“いつもの所”に落ち着いてしまいます。

 実は、飲食業界にはすごく興味があって、5年の間に自分のレストランかバーをオープンしたいと密かに考えています。今は人材にも出会ってなくて夢の状態だけど、夢は目標であって、いつか必ず達成したい!
 …と、私をそんな気持ちにさせてくれるのは、やはり『ノーマ』の天才シェフ、レネ・レゼピの存在。その憧れの『ノーマ』が期間限定で日本に存在してたことを知らなくて、悔しい気持ちでいっぱいです! 変な話、食べに行って自分の好みじゃなくてもいいのです。一生に一度は食べてみたいのですよ!

 今回の作品は、東京オープンまでを密着したドキュメンタリー。前作に引き続き、今度はいったい、何を得られるかとワクワクです。
 以前公開された『ノーマ』では、レネさんのちょっぴり攻撃的な口調が印象的でした。それは、やはり移民ゆえに強く生きなければならない理由があったり、トップになりたい人はストイックになりますので、若干、口が悪くなるのかも。
 その反面、優しい気持ちに溢れる人でもあります。料理の斬新さだけではなく、行った国の文化や食材をちゃんと理解した上で、常に新しいアイデアを出してお客様を楽しませてくれます。その考えについていけるスタッフはハングリー精神がスゴく、本当に見ていてハグしたくなります。
 食材って、同じ「きゅうり」や「トマト」でも、不思議と国によって味が違います。まず、それに慣れなければいけない。スタッフたちも、学ぶ姿勢を持つ旅行者として来日している意識が強いので、日本のマナーや挨拶などを勉強しているところは実に可愛らしい。必死に働く中でも、家族を大事にして、ジムに通って自己管理するなど、料理人の大変さも伝わってきます。

 この作品は、人材を育てる大変さなど、やる気をふつふつと湧かせてくれる映画です。やはりトップに立つ場所、人、物には学ぶものがいっぱいあります。
 外国人から見た日本。それは日本人が楽しく自分の国を再発見できるチャンスであります。やはり“人”ってスゴイ!

画像提供元:(C)2015 BlazHoffski / Dahl TV. All Rights Reserved.

■『ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た』
監督/モーリス・デッカーズ 出演/レネ・レゼピ、nomaスタッフ ほか 配給/彩プロ 2月10日より、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開。
 天才シェフ、レネ・レゼピが生み出す独創的な料理で、4度も世界一のレストランに輝いたデンマークのレストラン『NOMA(ノーマ)』。そんな人気店が2015年、スタッフ77名たちを引き連れ、日本で期間限定の『ノーマ・アット・マンダリン・オリエンタル・東京』をオープン。その土地の食材を使うというお店の方針を貫き、1年以上を費やし日本全国を巡って食材を探し、今まで目にしたこともない素材を使ったオリジナルレシピの開発に挑む。カリスマシェフ、ノーマの日本進出の過程に密着したドキュメンタリー。

LiLiCo:映画コメンテーター。ストックホルム出身、スウェーデン人の父と日本人の母を持つ。18歳で来日、1989年から芸能活動をスタート。TBS「大様のブランチ」「水曜プレミア」、CX「ノンストップ」などにレギュラー出演。ほかにもラジオ、トークショー、声優などマルチに活躍中。

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