葉加瀬マイ 2018年11月29日号

専門医に聞け! Q&A “少食”に成功するには

掲載日時 2017年02月20日 10時00分 [健康] / 掲載号 2017年2月23日号

 Q:私は肥満体です。これまで朝食抜きを実践したことが何回もあります。一時的には体重は減りますが、長続きしません。以前のように食べてしまい体重も元に戻ります。少食に成功する秘訣について、アドバイスをお願いします。
(38歳・弁理士)

 A:食べ過ぎの原因の一つは、朝食を摂ることにあるし、もう一つは間食や夜食を摂ることにあります。
 しかし、いきなり朝食も間食も夜食もやめるのは辛いでしょう。そこで私は、そういう人には3段階に分けて段階を踏み、だんだんと厳しくしていく方法を勧めています。
 まず1段階は、間食、夜食をやめること。とはいえ、特に間食の甘い物を完全に断つのは難しくできないでしょう。その場合、とにかく間食を減らすことから始めてください。
 また、夜食が習慣の人は、夜食を摂らないと、お腹がすき、欲求不満となり、眠れないかもしれません。それでも、1日だけでもやめてみてください。すると翌朝起きたとき、いつもより体調がよいことに気づくでしょう。

●3段階で食べる量を減らす
 1日では気づかなくても、1週間、10日と続けると、体調がよくなったことが自覚できるでしょう。体調のよさを励みにすることで、食欲にブレーキがかけられます。
 間食、夜食がかなり減らせたら、次の2段階は腹8分目にします。腹8分目とは、その人の胃腸機能が処理できる量を腹一杯とすると、その8割の量です。
 感覚的につかみにくいかもしれませんが、1日に食べる量を以前より2割方減らしてみましょう。以前より食後に胃が軽く、体も楽なことを実感するはずです。最初のうちは物足りないかもしれませんが、やがて慣れてきます。体調も確実によくなります。腹8分に慣れたら、最終の3段階は“朝食抜き”を始めます。
 1日3食のときの食事量を10とすると、腹8分の朝食抜きでは量が7程度に減るので、確実に体重が減少します。
 そして重要なのは、夕食の量を昼食よりも少なくしましょう。夜にたくさん食べると胃腸の負担になり、太る原因になります。加えて、玄米菜食を基本にするとよいでしょう。

山口康三氏(回生眼科院長)
自治医科大学卒業。眼科医、漢方内科医。食事、運動、睡眠などを改善する生活改善療法を指導し、眼科の病気や生活習慣病の治療に成果を挙げている。日本綜合医学会理事長。

関連タグ:専門医に聞け!

健康新着記事

» もっと見る

専門医に聞け! Q&A “少食”に成功するには

Close

WJガールオーディション

▲ PAGE TOP