林ゆめ 2018年12月6日号

話題の1冊 著者インタビュー ケント・ギルバート 『やっと自虐史観のアホらしさに気づいた日本人』 PHP研究所 1,500円(本体価格)

掲載日時 2016年03月14日 17時00分 [エンタメ] / 掲載号 2016年3月17日号

 −−2014年夏ごろから、ご自身の考え方を発表するようになったそうですが、その理由ときっかけはなんですか?

 ケント もともと、大学の専攻で日本語や日本文学を学んでいたので、アジアの歴史の流れに興味がありました。今まであまり自分の考えを発信することはなかったのですが、やはり直接の理由は、朝日新聞の「従軍慰安婦誤報」ですね。これにはショックを受けました。これほど日本の国益を損ねた事件はないでしょう。また、アメリカのIWG(ナチス戦争犯罪と日本帝国政府の記録の各省庁作業班)が、約7年の歳月をかけて韓国人女性の従軍慰安婦強制連行を調べた結果、何一つ証拠が見つからず、30億円という無駄な費用がかかったことも考えさせられるきっかけでした。韓国の一方的かつ間違った情報が、アメリカをはじめ各国に伝わるのは許せないと思ったのです。

 −−多様な価値観を選択できるはずの若者層に、今なお戦後の平和教育的思想が蔓延しているのはなぜでしょうか?

 ケント 一般的な学生に関しては、よく言えば不自由のない生活の中で、日本を取り巻く状況に特別疑問を持たなかったこと。悪く言えば平和ボケですね。また、今まで政治家が若者を相手にしてこなかった部分もあるのではないでしょうか。実際、大学の中でも、日教組顔負けの左翼思想を持った教師が数多くいます。青学のある学生に聞いた話ですが、その学生が参加した安保のシンポジウムで「絶対に戦争は起きない!」と真顔で発言した大学教授がいたそうです。専門分野だけを教えて大学に引きこもっていると、広い視野で物事が見えなくなるいい例でしょう。確かに今の時代はネットを使ってさまざまな考え方を知ることができますが、スマホでゲームなどをしている人たちにとっては、まだまだそれほどの影響力はないのかもしれません。

 −−今後、日米間の関係はどのようになっていくのが理想だと考えますか?

 ケント 個人的な希望としては憲法改正をして9条を見直し、日本が防衛の主体となることです。それをアメリカが応援をする形がいいと思います。また、ベトナムやフィリピン、マレーシアなど、東南アジア諸国と連携して「アジア条約機構」のような組織を作ってもらいたいですね。これからの時代は一国で国を守る時代ではありません。地域的な協力体制を築くことが必要だと思います。日本はアジア諸国から信頼を得ています。十分に主導権を握ってやっていけるでしょう。
(聞き手:程原ケン)

ケント・ギルバート
米国カリフォルニア州弁護士・タレント。1952年、米国アイダホ州生まれ、ユタ州育ち。'71年、モルモン教の宣教師として初来日。'83年『世界まるごとHOWマッチ』にレギュラー出演し、一躍人気タレントになる。

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