中島史恵 2019年6月6日号

去就煮え切らないオリックス金子千尋にいよいよ球界が総スカン

掲載日時 2014年12月24日 15時00分 [スポーツ] / 掲載号 2015年1月1日号

 去就が注目される金子千尋投手。どういうわけか他球団のオファーはおろか、オリックスとの残留交渉にも応じようとしない。この思わせぶりな態度が大問題に発展しそうだ。
 「来年1月10日を過ぎても去就が決まらなければ、野球協約第71条により、オリックスが前年度年俸に基づく一時手当てを金子に支払うことになります。右肘の手術を受けたとはいえ、交渉はできるはず。移籍か残留か、それとも入札制度を申し出るのか。ハッキリさせないと、球界全体が振り回されることになります」(ベテラン記者)

 金子がこれまでのFA行使選手と異なるのは、その煮え切らない態度だけではない。国内FA権と同時に入札制度も訴え、国内外の両方と交渉する構えを見せたところにある。
 「以前から、このWブッキングが可能なのはわかっていました。でも本当に、実行する選手が現れるとは思いませんでした。Wブッキングは国内FA権を海外FAと同じくさせるので、オーナー会議で取り上げられる方向です。早ければ、来年1月にも」(球界関係者)

 金子問題は、プロ野球労組・選手会も強い関心を寄せている。「国内(8年)と海外(9年)でFA取得年数が違うのがそもそも…」というのが選手会側の言い分。それに対し、経営陣はすでに対応策を練り上げているという。
 「金子の一件を契機に国内と海外のFA取得年数を同じにする代わり、入札制度をなくしてしまおうと考えています」(同)

 選手会が金子問題に関心を寄せている理由は、FA取得年数を短縮させるため。しかし、入札制度そのものが廃止となれば、大谷翔平をはじめ、メジャー志望の強い若い世代はFA取得年までその可能性を失う。そうなった場合、味方であるはずの選手会も金子に対する態度を一変させるだろう。
 このままでは、金子は“選手会退会”なんてことにもなりかねない。

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