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熱き侍たちが躍動!! メジャーリーグ Times ダルビッシュ有に緊急トレード説浮上
掲載日時 2017年05月23日 18時00分 [スポーツ] / 掲載号 2017年6月1日号
メジャーリーグでは毎年7月末のトレード期限になると、成績不振で優勝を諦めた球団から、地区優勝を争う球団に大物選手が多数移籍する現象が見られる。
トレードで出されるのは契約最終年の選手だ。そうした選手を球団が何のためらいもなく放出してしまうのは、再建モードに入ったチームにとって、あと2カ月ほどしか在籍しない選手をチームに置いておくより、即戦力を欲しがっている優勝を争う球団にトレードし、その見返りに、近い将来、主力選手になりそうな有望株2、3人を獲得した方が得策だからだ。
米国では、この「7月末トレード」に対する関心がひときわ高い。大物獲得に成功したチームが急に勢いづいて地区優勝を果たし、さらにプレーオフでも快進撃を見せるケースがしばしばあるからだ。
今シーズンの「7月末トレード市場」で最大の目玉になると予測されているのが、レンジャーズのダルビッシュ有である。
ダルビッシュにとって今年は6年契約の最終年になるが、トミージョン手術から丸2年が経過したこともあって序盤から好調。5月11日時点の防御率は2.96だ。得点援護に恵まれないため勝ち星こそ3つだが、エースの名にふさわしい投球内容と言える。
7月末トレードで移籍の可能性が高いと見られているのは、ダルビッシュ本人は好調でも、チームは主力に故障者が続出し大きく負け越しているため、このままいくと7月に再建モードに入ることが確実だからだ。
★本命はカブスとヤンキース
7月末に、ダルビッシュ獲得に乗り出す可能性が高いのは、上原浩治が所属するカブスと、田中将大がエースを務めるヤンキースだ。
カブスは昨年のワールドシリーズの覇者だが、今季は新加入の先発4番手B・アンダーソンが使い物にならない上、2番手のアリエタが球速の低下に見舞われ先発陣が機能していない。計算できるのはエースのレスターと、昨年防御率1位の技巧派ヘンドリックスだけだ。地区優勝を果たすには、もう1人、計算できる先発投手が必要なので、ダルビッシュ獲得に走ると思われているのだ。
カブスの編成責任者、セオ・エプスタインはレッドソックスのGM時代、松坂大輔、岡島秀樹、斎藤隆らを次々に入団させた日本人びいきの人物だ。資金力も十分ある球団なので、7月末トレードで首尾よくダルビッシュ獲得に成功すれば、シーズン終了後に総額1億3000万〜1億5000万ドルの5年契約を提示して引き留めにかかるだろう。カブスは、オフに先発2番手のアリエタ(一昨年のサイヤング賞投手)がFAでチームを去る可能性が高く、後釜に据える投手の獲得が急務になっているのだ。
ヤンキースはこれまで不良債権化していたベテランが一掃され、若手主体のチームに生まれ変わった。そのため今季は出だしから好調で、21勝10敗(5月11日時点)と大きく勝ち越している。しかし、同地区のライバル、オリオールズとレッドソックスも好調のため、混戦を抜け出して地区優勝するには唯一の弱点である先発ローテーションの補強が不可欠である。
ヤンキースが必要としているのは、お手頃な費用で調達できる先発5番手ではなく、田中とともに投手陣を引っ張るエース級の投手だ。そのニーズを満たすのはダルビッシュしかいない。
もしダルビッシュのヤンキース入りが実現すれば、先発投手の慢性的なコマ不足に悩むチーム首脳は、総額1億3000万〜1億5000万ドル規模の5年契約をオファーして引き留めにかかるだろう。そうなるとメジャーきっての人気球団のエースが2人とも日本人になる。その光景を想像しただけでワクワクしてくる。
★球団は5年契約に難色
ただ、勘違いしないでほしいのは、まだレンジャーズ残留の可能性も十分あるということ。ダルビッシュ側と球団の契約延長に関する話し合いはすでに始まっている。だが、ダルビッシュの代理人が5年契約を希望しているのに対し、球団は4年契約を主張。総額も1億ドル未満に抑えたい意向だ。
ダニエルズGMがその程度に抑えたいと思っているのは、同GMが手がけたアンドルス、秋信守、フィルダーとのメガコントラクト(総額1億ドル=110億円以上の超大型契約)が、すべて惨めな結果になっているため、再度、同じ失敗をすれば地位が危うくなるからだ。
今後は、5年契約を巡る攻防がしばらく続いた後、7月にトレードか、5年契約かの判断を同GMが下すことになる。トレードされる可能性はフィフティ・フィフティ。レンジャーズの負け越しがどんどんかさんでいく現状を見ていると、このまま7月になって再建モードになり、トレードは不可避と思える。だが、レンジャーズの本拠地があるダラスは夏場、高温と乾燥でボールが飛び過ぎるため、投手に不人気で、エース級の投手はレンジャーズに来たがらない。それを考慮してGMが折れ、最後の最後で5年契約が成立する可能性もあるのだ。
スポーツジャーナリスト・友成那智(ともなり・なち)
今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2017」(廣済堂出版)が発売中。
関連タグ:メジャーリーグTimes 野球
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