森咲智美 2018年11月22日号

巨人からFA離脱者?澤村の意味シン発言の真相

掲載日時 2018年07月13日 18時26分 [スポーツ] / 提供元 リアルライブ

巨人からFA離脱者?澤村の意味シン発言の真相

 巨人といえば、フリーエージェント取得選手を“強奪”するイメージが強い。過去、他球団への移籍を選択した巨人選手もいたが、大半は残留前提で交渉に入る。しかし、今オフはその残留交渉が長引きそうなのだ。
 澤村拓一投手(30)が国内FA権を取得したのは、7月6日に逆上る。出場選手登録日数が7年に到達し、記者団に囲まれたのだが、そのコメントが「残留」と「移籍の含み」、どちらとも解釈できるのだ。
「シーズン中なので、チームを優勝させることしか考えていない。シーズンが終わってから考えます」

 澤村は前任の原辰徳氏、高橋監督、歴代投手コーチ、裏方スタッフに感謝の気持ちも伝えていた。しかし、シーズンが終わってから「何を考える」つもりなのか…。
「一般論と考えるなら、澤村のコメントは、権利行使しての移籍も視野にあるという意味ですよね。言葉が足らなかった、真意がメディアに伝わっていないのであれば、補足なり、訂正も出すんですが…」(ベテラン記者)
 入団の経緯を考えると、澤村が他球団に移籍することはまず考えにくい。2010年の1位指名選手であり、同年のドラフト会議といえば、斎藤佑樹(現・日本ハム)に注目が集まっていた。早大同級生の大石達也(現・西武)、福井優也(現・広島)も1位候補として騒がれていた。巨人は堅実に「澤村がナンバー1」と評価し、当時の澤村の周辺からは「巨人以外なら米球界挑戦」といった話も出ていた。相思相愛での入団、また、リリーフ転向も原前監督と話し合った末のことであり、本人が納得していないということはないだろう。

「巨人のクローザーはカミネロです。今は一軍登録を外されていますが、『最後はカミネロにつなぐ』という継投が基本線となっていて、マシソン、澤村、上原らで8回までを構成する段取りです」(プロ野球解説者)
 澤村がリリーフに転向したのは15年シーズン。16年はセーブ王のタイトルも獲得したが、そのタイトルを奪取したシーズンオフにカミネロの獲得が決まった。新任の高橋監督が「クローザー・澤村」に一抹の不安があったためだが、故障復帰した今季も澤村はクローザーではなく、「セットアッパーの一人」ということになっている。
 現時点では想像にすぎないが、セットアッパーとしての評価に不満を持っているのではないだろうか。

 リリーフの経験を持つプロ野球解説者がこう言う。
「セットアッパーとクローザーは、同じ救援投手でも全然違います。まず、クローザーは勝ちゲームでしか肩を作らない。それに対し、セットアッパーは勝敗に関係なく、毎日肩を作らなければなりません。先発投手がピンチになったら、試合序盤でも準備しなければならないし、準備しても、『やっぱり、先発投手を続投させるから』と首脳陣が判断すれば、それでおしまい。1試合で3、4回も登板準備をするなんてザラですから」
 登板準備の緊張感、体力面、肩の消耗を考えると、セットアッパーがいちばんツライというわけだ。
 巨人OBの一人がこう続ける。
「巨人のクローザーってのは、精神的にも辛いんです。ナンヤカンヤ言っても、東京ドームには4万人以上が詰めかけますし、その緊張感はハンパではありません。巨人のクローザーが長持ちしないのはそのせいですよ」

 澤村がクローザー転向を打診された経緯だが、150キロを越える速球とフォークボールの決め球を持っていたこと。当時を知る関係者によれば、原前監督の打診を快諾したとのことだが、セットアッパーに“格落ち”し、肩を消耗する毎日となってしまった。
「目下、巨人は頼れる先発投手の頭数が少ない。澤村の先発再転向も囁かれています」(前出・ベテラン記者)
 高橋監督が澤村を頼りに思っているのなら、トコトン話し合う必要も出てきそうだ。(スポーツライター・飯山満)

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