林ゆめ 2018年12月6日号

〜50歳からのがん検診〜第3回 「ヘリカルCT」映像で早期発見を 「肺がん」がん死亡者数トップ・年間6万人(1)

掲載日時 2010年03月25日 00時00分 [健康] / 掲載号 2010年4月8日号

 日本における、がん部位別死亡者数がNo.1なのが「肺がん」で、年間6万人に迫る勢い。これだと、5年後の2015年には、最悪のケース死亡者数10万人を超えると予測されている。各種がんのなかでも、治療成績が悪いとされている「肺がん」、やはり、すぐできる対策は早期発見・治療しかないようだ。

 戦後間もない頃「肺がん」の死亡者数は、わずか約4000人と言われた。トップの「胃がん」死亡者数の10分の1ほどだったのである。
 ところが、肺がんの死亡者数は1993年になって、その胃がんを抜いて頂点に立ち、'98年には男女合わせて死者数5万人(世界では約130万人)を超えた。
 肺がんの特徴は、胃がんなどに比べて治療成績が悪いことである。現在ではまだ難治の病気なのだ。
 毎年6万2〜3千人が肺がんに認定され、そのうち5万5千人に近い人が亡くなっているからである。
 著名人ではニュースキャスターの筑紫哲也さん(当時73歳)、俳優の峰岸徹さん(同65歳)、名脇役女優といわれた深浦加奈子さん(同48歳)も、肺がんに倒れた。

 最近では著名な作家の井上ひさし氏(75)や、つかこうへい氏(61)が肺がんであることを明らかにしている。全国紙の文化部記者がこう言う。
 「昨年末、家族が公表したのですが、井上さんの肺がんが見つかったのは10月あたり。現在は自宅からの通院で抗がん剤治療に専念しているそうです。治療経過は良好だそうで、春には執筆開始と聞いています。つか氏も同じ時期に入院し、抗がん剤治療を続けていると家族の報告がありました」

 肺がんの専門医など約7000人の正会員を有する「日本肺癌学会」(千葉県千葉市=一瀬幸人理事長・九州がんセンター統括診療部)によると、「肺がん」にかかる高危険群は以下の人たち。
(1)50歳以上の男女で、喫煙指数(1日平均喫煙本数×喫煙年数)が600以上の人
(2)40歳以上の男女で、6カ月以内に血痰があった人
(3)その他高危険群(家系にがん患者がいる等)と考えられる人
 では、早期発見・治療が生死を左右するという「肺がん」の検診には、どのようなものがあるか。

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