菜乃花 2018年10月04日号

LiLICoオススメ「肉食シネマ」 リーアムの“戦うお父さん”が魅力! 『トレイン・ミッション』

掲載日時 2018年04月06日 18時00分 [エンタメ] / 掲載号 2018年4月12日号

 お仕事お疲れ様です。
 花粉症と戦っている皆さんはファイト! 私は20年前に奇跡的に治りましたが、その辛さはよく分かります。

 さて、電車内のミステリー・サスペンス・アクションは今までいっぱいありましたね。でも、これを見て興奮しました。たとえ最初に犯人と思しき人間が出てきても、そのプロセスが楽しくて、映画館で買ったポップコーンをゆっくり食べる暇がないのでは?
 主演は、『96時間』シリーズのリーアム・ニーソン。『バットマン ビギンズ』や『ナルニア国物語』のライオンの声も有名ですが、私は、戦うお父さんとしてのリーアムが大好き。先日、13年ぶりの来日でインタビューさせていただきましたが、相変わらず声は小さい(笑)。以前より、ちょっとだけ聞き取りやすくなったものの、ソフトな喋り方で、ルックスと役と声のギャップ萌えなのかなぁ〜、65歳のリーアムがとてもダンディーで魅力的に感じます。

 ストーリーは平凡な日々を送っていたリーアム演じるマイケルが、10年間働いた保険会社を突然リストラされてしまいます。生活費はもちろん、息子の大学の学費も必要。そんな時、知らない女性から、魅力的だけど危険な話が舞い込む。それは、即現金が手に入り、しかも終わったら、さらに入るといったもの。ミッションは意外と簡単に聞こえても、危険はつきもの。断るつもりも、気持ちに反して抜け出せなくなり、想像もできないことが起こっていくのです。
 この作品を見たら、おそらく家族を持つ方なら考えてしまうでしょう。一見、平凡に見える毎日が意外と一番幸せ。刺激が欲しいというタイプの方もいるでしょうけど、家に帰ったら家族が待ってることって、とても大切だってことを。

 ちなみにリーアムに会って驚いたことといえば、彼は実際にこの路線をよく利用していたんだって! ハリウッドスターは電車に乗らないという勝手なイメージを持っていましたが、知っていたからこそ、すぐに雰囲気に溶け込めたと話していました。
 さらに、そんな裏話を話しながらも、体力作りの話から私のプロレスにも興味津々! 彼は普段の食べ物やトレーニングから得たパワーのすべてを映画撮影に活かしているのです。

 狭い電車の中の迫力溢れるアクションから、エンドロールが駅の路線図になっている点まで、ワクワクしながらサスペンスを楽しんで! 家に帰ったら、奥さんにハグ。そんな日もたまにはあってもいいのでは?

■『トレイン・ミッション』
監督/ジャウマ・コレット=セラ
出演/リーアム・ニーソン、ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、サム・ニール、エリザベス・マクガヴァン、ジョナサン・バンクス、フローレンス・ピュー
配給/ギャガ

 3月30日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。

 10年間勤めてきた保険会社を60歳で突如リストラされたマイケル(リーアム・ニーソン)。いつもの通勤電車で帰路につき、顔見知りの乗客に挨拶しながらも、頭の中は住宅ローンと息子の学費のことでいっぱい。そんな彼の前に見知らぬ女が座り、乗客の中から、ある重要な荷物を持った人物を捜してくれれば、10万ドルの報酬を払うと持ちかけられる。ヒントは3つ。高額報酬のために捜し始めるマイケルだが…。

LiLiCo:映画コメンテーター。ストックホルム出身、スウェーデン人の父と日本人の母を持つ。18歳で来日、1989年から芸能活動をスタート。TBS「大様のブランチ」「水曜プレミア」、CX「ノンストップ」などにレギュラー出演。ほかにもラジオ、トークショー、声優などマルチに活躍中。

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