和地つかさ 2018年9月27日号

ホームばかりでも弱すぎる日本バレー

掲載日時 2012年06月23日 11時00分 [スポーツ] / 掲載号 2012年6月28日号

 「日本は経済力が落ちたとはいえ、まだまだスポンサーとしてお金を出す企業はあるということですよ」(スポーツジャーナリスト・戸部良成氏)

 4月末から日本で始まったロンドン五輪バレーボールの最終予選。女子は辛うじて五輪キップを手にした。それにしても、世界最終予選や世界選手権、ワールドカップと、目立った世界大会で日本開催が多いのはなぜなのか。
 「世界的に見てバレーボールが不人気なことに加え、海外にはスポンサーになる企業がいないからですよ」
 と戸部氏は指摘する。

 アウェーよりホームで戦う方が断然有利なのは周知のこと。これではアンフェアに思えるが…。
 「バレーボール協会は、国際大会の誘致を自助努力の賜物と自賛していますが、ミュンヘン五輪の金メダリスト、故・松平康隆元監督が国際バレーボール連盟に隠然たる力を持っていましてね。ラリー制などのルールの変更に力を発揮するとともに、国際大会の誘致にも力を尽くした。それも、すべて日本が勝てるようにとの配慮だったのです。それだけに、今の日本の弱さは救いようがありません」(スポーツ記者)

 近年の女子バレーは、五輪では出場した6大会でメダル無し。男子に至っては'92年以来、予選敗退が続いている。
 「バレーボールの勝利を左右するのは、高さ以外の何ものでもありません。日本はこれまで高さを補うさまざまな技を編み出してきましたが、それも海外に盗まれマスターされて万事休す。女子はともかく、男子が世界に勝てる要素なんて何もありませんよ」(バレーボール協会関係者)

 騒いでいるのはテレビ中継だけだ。

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