菜乃花 2018年10月04日号

強姦と強制わいせつで捕まった 元甲子園球児栄冠からの転落(3)

掲載日時 2016年08月29日 19時00分 [事件] / 掲載号 2016年8月25日・9月1日合併号

 話が弾み、マンション前のブロックに腰掛けることになると、田中の話はだんだんと卑猥になってきて、「初体験は?」「ブラのサイズは?」などと聞かれ、「僕の膝の上に座ってよ」と要求された。
 「それは困ります…」
 「いいから、いいから…」
 麻衣子さんは強引に腕を引っ張られ、膝の上に乗せられてキスをされた。
 「やっぱりこんなところじゃアレだからさ、キミの部屋に入れてよ」
 「アレって何ですか。私、エッチはしませんよ!」
 「ほら、もうエッチする気でいるじゃないか」

 田中は麻衣子さんの部屋のカギを取り上げ、マンションの中に入って行った。
 「返して下さい!」
 追い掛けてきた麻衣子さんを階段の踊り場に誘い込み、「じゃあ、ここで舐めてくれるか?」と言ってペニスを取り出した。
 「イヤァッ…」
 横を向いて拒絶する麻衣子さんの鼻をつまみ、またも強引に口を開かせた。
 「んんーッ、んんんッ…」

 さらにズボンとパンティーを脱がされ、階段の上に手を付かされ、バックからペニスを挿入された。
 「うあああっ、アァ…」
 容赦なく肉路をこじ開けられ、男は力強くストロークする。もし人が来たらどうしようかと思うと、麻衣子さんは頭がクラクラして途中で抵抗するのをやめてしまった。

 「これは合意の上だよな。ナンパだよな?」
 「は、はい…」
 その言葉を聞くと、男は最深部に突っ込んだ肉棒の先端から一気に白濁液を噴出させた。
 「いやあああぁッ…」
 麻衣子さんはおぞましい感触に身震いした。男はカギを返したが、代わりに麻衣子さんのパンティーを奪って去って行った。

 その2日後、田中が逮捕されたのは、初期の頃に繰り返していた痴漢が原因だった。あまりにもふいに逮捕されて田中は面食らい、家宅捜索で麻衣子さんから奪ったばかりのパンティーが見つかり、余罪が発覚。結局、6人の女性に対する強姦などの罪で起訴された。
 「野球で一旗揚げることもできず、家庭ではストレスを抱え、ムシャクシャしていた。強引に触ったこともあったが、ナンパの延長でセックスしたこともある」
 田中はこう繕ったが「被害者が多大な恐怖心や精神的苦痛を被ったことは想像に難くない」と断罪され、懲役12年を言い渡された。

 妻とは離婚し、2人の子供とも別れることになった。元甲子園球児は、あまりに惨めな“ゲームセット”を自らが選んだ形になったのだった。
(文中の登場人物はすべて仮名です)

関連タグ:男と女の性犯罪実録調書

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